神社本殿などで、前と左右につけられた縁(えん)の後方への行き止まりに立てる仕切り板のようなものを、脇障子(わきしょうじ)というそうです。背後にも縁のある場合など、脇障子のない神社も多いようですが、普通に板状の仕切りを立てているところも多いようです。時に、そこに彫刻をほどこしたものもあり、その彫刻も左右が違うものもあるようです。以下はそのあれこれです。
銭谷稲生神社本殿(浜田町150)
シンプルな仕切り板タイプです。拝殿にもあります。
香取神社本殿(大串町496)
脇障子が斜めにたてられています。これは少数派です。後から見た写真です。
鹿島神社本殿(鯉淵町2924)
龍の彫刻が施されています。反対側は鯉の滝登りで、鯉が龍になることをあらわしているようです。
芳賀神社本殿(栗崎町1677)
竹が彫られています。反対側には桜と鳥がありました。
鹿島神社本殿(中河内町95)
鹿と紅葉が彫られています。
白幡神社本殿(小林町655)
この彫刻は波と雲でしょうか。関係ありませんが、アリジゴクの穴が神社軒下でたくさん見られました
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