今回は、あまり装飾的でない、シンプルな神額を選んでみました。
大日如来尊(飯富町)
小さなお堂にかけられた、達筆で書かれた神額です。左書きになっています。ここには、光明真言百万遍供養塔、十九夜念仏供養塔などの石造物が並んでいます。
沼津ケ沢不動院(東原1-2-21)
これは右書きです。木目のきれいな板を使い、文字部分を少し盛りあげているようです。
十一面観音堂(鯉淵町481)
赤い印も押されているようですが、下半分に雨がかかったようでよく見えません。けが観音の伝説が伝わっているそうです。
加茂神社(駒形神社)(黒磯町221)
拝殿内にかけられた神額です。「神」の縦棒に点が添えられています。これには簡単な枠がつけられています。京都から勧請した神社で、黒磯、牛伏、田島、大足、三野輪、5カ村の総鎮守だったそうです。
草薙(くさなぎ)神社(見川稲荷神社 見川2-91)
見川稲荷神社の境内社です。日本武尊(やまとたけるのみこと)が天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)で草を薙ぎ払い、火を放って難を逃れたという古事記などの伝承から、日本武尊を祀った神社のようです。宮司が書いた神額のようです。
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