ハナニラ(元吉田)
明治時代に観賞用にはいってきた南米産の球根性植物だそうですが、繁殖力が強いようで、野草化して広がっているようです。葉や茎に、ニラ(ヒガンバナ科)のような香りがあるので名前が付いたようです。ニラといっても、葉を食べると激しい下痢をする有毒植物だそうです。ヒガンバナ科。(撮影4/6)
コハコベ(渡里湧水 渡里町)
どこでも見られる、古い昔に日本に入ってきた史前帰化植物といわれる種類の野草だそうです。春の七草のはこべらといわれるもののようです。江戸時代、コハコベ、ウシハコベ、ミドリハコベの葉茎の粉末に塩を混ぜたもので歯茎を磨き、歯槽膿漏などを予防したそうです。ガクの先端が褐色なのでコハコベとしましたが、ミドリハコベかもしれません。ナデシコ科。(撮影4/12)
ウシハコベ(渡里湧水 渡里町)
コハコベ、ミドリハコベよりも一見して大きいのでウシハコベといわれるそうです。雌しべの先がコハコベ、ミドリハコベは3つに、ウシハコベは5つに分かれているそうです。コハコベ、ミドリハコベとともに、おひたしやハコベ汁として食べられてきた、春の野草のようです。ナデシコ科。(撮影4/12)
フラサバソウ(渡里湧水 渡里町)
江戸末から明治にかけて日本に滞在したフランスの医者サバティエが長崎で採集した植物で、本国の友人フランシェのもとに送って連名で発表したので、二人の名前をとって付けた名前だそうです。ただし原産はヨーロッパが原産だそうです。和名は、ツタバイヌノフグリで、オオイヌノフグリの仲間のようです。オオバコ科。(撮影4/12)
オランダミミナグサ(お茶の水湧水 八幡町36°23'27.1"N 140°27'32.3"Eあたり)
ヨーロッパが原産で、世界中に広がっている植物のようです。花弁の先が2つに割れているそうです。在来のミミナグサは、萼と花びらがほとんど同じ長さで、花の柄が長いそうです。ナデシコ科。(撮影4/12)
オランダガラシ(渡里湧水 渡里町)
一般的にクレソンといわれているそうですが、オランダは、外来のという意味のようです。画家の丸山晩霞がその種子を持ち帰ったそうで、バンカゼリともいわれるようです。アブラナ科。(撮影4/12)
ナズナ(飯富町)
ムギ栽培とともに日本に入ってきた史前帰化植物だそうです。実が三味線を弾くバチに形が似ているのでペンペン草ともいわれるようです。家や土地が荒れるさまを、ペンペン草が生えるというようですが、ナズナが荒れ地に多いことと、三味線が遊蕩をイメージしたのでしょうか。実を取れない程度に少しはいで、くるくる左右に回して音を聞いて遊んだ記憶があります。アブラナ科。(撮影4/12)
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