ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

ぶらっと歩きの風景in水戸(2-43)

2024-02-27 21:45:06 | 水戸

ビスケットの日(イオンモール水戸内原 内原2-1)
 現・日立市生まれの水戸藩士で、蘭学者・医師だった柴田方庵は、藩の命で長崎へ医学や海外情報収集のために派遣されたそうです。収集した情報の中に、ビスケットの製法があり、それを水戸に送ったのが安政2年(1855)2月28日(旧暦です。西暦では4月2日だそうです)だったそうで、それが記念日になったそうです。そのことを記した「方庵日録」という日記が残っているそうです。柴田を派遣したのは徳川斉昭でしょうが、その斉昭は、それよりずっと前の天保11年(1828)に、小麦、鶏卵、砂糖を原料にして蒸して固めた兵粮(ひょうろう)菓子をつくっているそうです。写真は、イオンモールで開催されていたビスケットの日を記念したイベントの一角です。柴田のことを書いた棚札もありました。

 

夜梅祭(弘道館公園、大手門等)
 水戸の梅まつりの一環である夜梅祭が、24日に弘道館公園とその周辺でおこわれていました。梅はほぼ満開で、人出もなかなかななものでした。大手門やそれに連なる長い塀に照明が当てられたり、大手門2Fが開放されたり(待ち時間30分)、ロゴライトで梅の花などの地面への照明がおこなわれたり、梅大使の着物ファッションショーが開催されたりしていました。

 

干し芋販売(偕楽園 常盤町1-3-3)
 最近、干し芋の人気が高まっているようです。写真は、偕楽園内で見た干し芋の幟ですが、町うちのあちこちで干し芋の販売が見られます。茨城県は干し芋生産量が2位と一桁違うという、群を抜いた日本一だそうです。農家は、出荷単価が上がって喜んでいるという話も聞きました。

 

まちなかリビング作戦のマップ(南町36°22'32.8"N 140°28'16.3"Eあたり)
 先日、まちなかスタンドをご紹介しましたが、もっといろいろあるようで、その案内地図(写真)が南町にありました。それによると、パークレット(道路の一部を極小の公園化したとでもいった空間のようです)、共用駐輪場や、新しいドッグランなどができたようです。

 

氏社(香取神社 栗崎町36°20'59.2"N 140°31'00.2"Eあたり)
 明治になって神社のランク付けがおこなわれ、別格で社格がない伊勢神社、官社、諸社(民社 府・県社、郷社、村社)、それに無格社があったそうです。戦後その制度は廃止されたそうです。写真はその無格社にあたる、氏社の表示のようです。屋敷神か産土神(うぶすながみ)といったものなのでしょう。初めて水戸で見かけた表示です。ここには、香取神社、稲荷神社、月読神社が祀られていました。

ぶらっと歩きの風景in水戸(2-42)


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