ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の鬼(1)

2020-08-12 21:28:46 | 水戸

 鬼は町を歩いていると、ときどき目にします。そのいくつかです。

 

鬼瓦(定善寺 酒門町363)
 寺を守る守護神としての鬼です。水戸ではあまり古い鬼瓦は見られないようです。

 

鬼子母神(きしもじん 熱田神社 吉沢町)
 他人の子を取って食べていた訶梨帝母(かりていも 鬼子母神)の500人いたという子供の末っ子を釈尊が隠したところ、前非を悔い改めたそうで、安産と子育ての神になったそうです。天明2年(1782)とあります。

 

青面金剛(八坂神社(杉崎町818-1)隣)
 正面金剛に踏みつけられる鬼です。その下には、見ざる言わざる聞かざるの三猿があります。

 

鬼犾頭、鬼竜子(きぎんとう、きぎんし 孔子廟 三の丸1-6)
 弘道館鹿島神社と共に、建てられた孔子廟の屋根に設置されています。鬼犾頭は龍頭魚尾の鯱(しゃち)のような霊獣、鬼竜子は腹に鱗があったりする霊獣だそうです。この「鬼」というのは、普通でないもの、神のようなものといった意味なのでしょう。写真上が鬼犾頭、下が鬼竜子です。

 

 

節分追儺式(水戸八幡 八幡町8-54)
 2月3日に行われる追儺式で出てくる鬼の姿です。最後に大神にあやまって、追儺式の神楽は終了します。写真右が鬼で、左が大神です。

 

福豆(但馬屋 泉町2-2-38)
 節分の時に蒔く豆の販売です。豆で歴史のある老舗のようです。

 

手水鉢(神崎寺(かみさきじ) 天王町8-17)
 手水鉢を支える足になっている鬼です。昭和12年につくられたようです。手水鉢を裏から撮った写真です。

コメント
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