今回は、少し前の写真もありますが、身近でよく見る樹木の実です。
カクレミノ(千波公園)
ウコギ科。もう黒い紫色になっていることでしょう。葉の形を雨具の蓑(みの)に見立てた名前のようです。古代神話でドロドロの御神酒を盛る器に使われたと書いてあるそうです。(撮影11/2)
シャリンバイ(川又観音 川又町)
バラ科。これももう青黒くなっているでしょう。葉が車輪のように集まってついた梅という意味だそうです。(撮影11/16)
シラカシ(大手門前崖 三の丸1)
ブナ科。復元中の大手門脇に作られた仮道から見ました。材の色が白いので言われたようです。もう落ちつくしたことでしょう。(撮影11/17)
ソヨゴ(元吉田町 四中近く)
モチノキ科。そよそよと風に音を立ててなる意味の「そよぐ」が、その葉の音に見立てられて付けられた名前だそうです。(撮影12/1)
ハナカイドウ(柳町1)
バラ科。花海棠と書き、花の美しい海外から来た棠(梨)という意味だそうですが、中国の海棠は別の植物だそうです。リンゴの仲間で実は食べられるそうです。(撮影11/17)