仏教で牛頭馬頭(ごずめず)は、頭が牛または馬で体は人間という、地獄で亡者を責める獄卒の鬼のようです。牛馬頭観音として建てられている石碑は、そうしたイメージではなくて、農耕の助けとなった牛馬に対する感謝の念をあらわしているのでしょう。
牛馬頭観世音(平戸区民館近く)
よく見えませんが、昭和20年の建立です。
牛馬頭観世音(宝性院墓地 大串町)
墓地の塀側にある石仏群の中に有ります。昭和29年の建立です。
馬牛供之碑(鹿島神社南側 上国井町)
ここは牛馬ではなく、馬牛となっています。昭和53年の建立です。
牛馬供養塔(田谷共同墓地 田谷町)
日星電機㈱(田谷町1930)の近くです。道路をはさんだ広い墓地の中にあります。
牛馬頭観世音(山田電設(加倉井町1256-3)近く)
Y字路になった道の股にあります。地蔵と子安観音をかこったお堂の脇にあります。