どれも水戸市植物公園で見た芽です。寒さに負けないように、花とはまた違ったイメージの姿をしている植物が多いようです。
オオツヅラフジ(ツヅラフジ科)
つると根は、防已(ぼうい)という鎮痛や利尿作用のある漢方薬になるそうです。薬草園にあります。芽の下は、葉の落ちた跡の葉痕です。
キングサリ(マメ科)
園内でトンネル状にしたてられているキングサリの芽です。黄色い房のような花が印象的ですが、芽はそうとう頑丈そうな姿です。
セイヨウボダイジュ(シナノキ科)
セイヨウシナノキともいうそうです。花や葉は、コモンライムというハーブだそうです。赤い芽はめだちます。
ハンカチノキ(ミズキ科)
白い花が名前に負けない形をしていて面白いので、あちこちで植えられるようです。温室近くに植えられた木の下には、実がたくさん落ちていました。
ヒメシャラ(ツバキ科)
シャラといわれるナツツバキと比べて、ヒメシャラは、葉の周囲にギザギザがなく、花が小さいそうです。ぱさぱさした感じの芽でした。
ミツバアケビ(アケビ科)
花は小さいですが、紫の色とおしべの形が目立ちます。木通(もくつう)という鎮痛消炎などの漢方薬になるそうで、薬草園にありました。緑色が見えてきていました。