軍国主義の象徴から、ながら族、歩きスマホの象徴へと変わってきているらしい、いずれにせよ否定的評価のある金次郎の像です。今のところ水戸市内では5つ見かけました。その内、昭和20年以前のものが2体、以後らしいものが3体です。破綻したり疲弊した藩や村を再興した手法には、これからの日本に参考になることはあるのでしょう。どれも持っている本(「大学」)が厚いなあと感心します。
妻里小学校(中原町682) 昭和10年に「二宮大先生八十年祭記念」として寄贈されたようで、像下には「年年歳歳不可忘報徳(ほうとくをわするべからず)」とあります。
下国井町(旧国田小学校敷地) 昭和13年に寄贈されたようです。ヤナギの古木近くにあります。
笠原天満宮(笠原町357) 平成14年に、天満宮、学問の神・菅原道真との関連で寄贈されたようです。赤い鉢巻きはだれかがまいたのでしょう。
小吹町(ケーズデンキスタジアム近く) ご当主が建てたようです。
酒門小学校(酒門町1445-1) 「生きる」という題字がついています。