西野了ブログ テキトーでいいんじゃない?

日々浮かんでくる言葉をエッセイにして・・・・・・。小説は「小説を読もう 西野了」で掲載中です。

スポーツ選手から勇気・元気を貰うってどういうこと?

2022-02-19 12:59:50 | Weblog
 いろいろ問題があった北京オリンピックも終盤である。テレビ中継や街のひとのインタビューでいつ頃からか「〇×選手から勇気を貰いました」とか「△〇選手の粘り強く戦う姿勢に元気が出ました」とかよく聞かれるようになった。
 はて?
 わたくしはアスリートの素晴らしいパフォーマンスから勇気や元気になったことは一度もない。勇気や元気を貰ったことも一度もない。なぜだろうか? 世間一般に人たちはかなり頻繁にもらっているらしい。テレビのツィーターとかメールとかインタビューでも多くの人が勇気・元気をいっぱい貰っている。
 ということはわたくし個人の問題であるようだ。やはり45年間、阪神タイガースを応援してきたのが間違いだったのだろうか?
 わたくしは断言するが、阪神タイガースから勇気や元気を貰ったことは一度もない!勇気や元気は貰ったことはないが、我慢する力や潔く諦める方法は貰った?ような気がする。そして人生たまにはいいことがあるという人生訓をタイガースから頂いた。
 たまにタイガースがリーグ優勝するけど、それで元気になるわけではない。タイガースファンも他チームファンと同じく強欲でリーグ優勝したのなら1985年以来の日本一になってほしいのである。しかし日本一は遠い。わたくしが45年間タイガースを応援して日本一に輝いたのは1985年の一度だけ!今は2022年で、それから36年間も日本一になっていない。こういう状況だから、わたくしはいつも最悪の状況を想定してしまう。まるで戦国時代の軍師のようだ。
 わたくしがあと20年くらい生きられるとしても、日本一になる幸福が果たして巡ってくるのであろうか?ジャイアンツやホークスファンなら余裕であと最低2.3回は日本一になれるだろうと思っているだろう。そういう意味ではドラゴンズファンは凄く偉いと尊敬してしまう。
 やはりアスリートのパフォーマンスから素直に勇気や元気を貰えないのは、阪神タイガースファンであるために複雑な?ネガティブな精神構造になってしまったからかな・・・。
コメント
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