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パソコンなどの電子機器製造に不可欠な、希少価値の高いレアアースについて、政府が、小笠原諸島・南鳥島沖の海底で採掘に乗り出すことがわかった。

中国依存からの脱却を目指す方針。

希少価値の高いレアアースは、スマートフォンやパソコンなどの電子機器や電気自動車などの生産に不可欠で、日本は6割近くを中国からの輸入に頼っている。

国内調達を目指す政府は、5年以内に、小笠原諸島・南鳥島沖の6,000メートルの海底で、レアアースを含む泥の試掘を始めることがわかった。

この海域には、国内年間消費量の数百年分のレアアースが埋蔵されているという。

2023年度には、採掘方法の確立に向け技術開発に着手し、政府は中国依存からの脱却を目指す方針。