北海道現代川柳「極光」 山 中 一 声
混沌の春 泥まみれ水まみれ
パッキンの悲鳴あちこち切れている
いのち一枚飛んでみる駆けてみる
不覚にも小さな嘘が火の海に
何度目の脱皮仮面がまだ厚い
北海道現代川柳「極光」 春 口 倭 文 子
血族という不確かな花粉症
はらからよミルク飲み人形だった
反骨の母はモーグルがお好き
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