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狭い庭に作業場を 単管パイプ基礎 8

2016年05月24日 | 単管パイプの屋根

昨日に引き続き、単管固定ベースへのアンカー止めです。

今日は、アンカーの打ち方などをご紹介。 

このアンカーは、コンクリートにボルトを埋め込み、ナットで締め付けることで、コンクリートへの取付をするためのものです。  取り付けられるものは、穴の開いているのが条件です。

コンクリートに穴を開けます。  アンカーごとに穴の径は決まってますので、コンクリート用の振動ドリル用のビットを購入します。  使ったアンカー径は10mm、ドリル径は10.5mmと指定されていました。  1本1100円前後します。

昨日ドリルが途中で止まってしまった穴については、ポンチを穴に入れ、玄能でぶっ叩いてから振動ドリルで穴開けしたら、うまく穴が開きました。  穴の深さは50mm以上にせねばなりません。  結構つらい深さですよ。

昨日は振動ドリルの使い方が不慣れだったんですね。  今日はなんとなくうまくいきました。  昨日は思い切りドリルを押さえつけて回してました。  振動ドリルですから、振動をうまく利用するとうまくいきます。  止まったら押す力を少し弱め、回転も弱める。  そしてドリルを勢いよく回転させつつ少しづつ押す力を強めていく。  とか、回転を早めたり、遅くしたり、を繰り返すとか。  とにかく振動を感じるように使うとうまくいくような気がします。

穴から砂が吹き出し始めたら勢いよくドリルを回転させ、抑える力を強めると、一気に穴が深くなっていきます。

穴あけが終わったら、穴をお掃除します。  穴の中にはコンクリートの粉が沢山残っています。  このまま作業すると、アンカーが穴の底まで入りません。  じゃによってこの粉を取り除きます。

穴が深いので、掃除機で吸い取るか、空気を送って吹き飛ばすか、のいずれかです。   下の写真、使ったのは、フライフィッシングで使う、ストマックポンプです。   釣った魚の胃袋の中身を水を送って吸い出すものです。  これを穴に入れてゴムのポンプを何度か押すと、中の粉が穴から飛び出します。  粉を吸い込まないように注意してやりましょう。

ストマックポンプでお掃除

続いて、アンカーにナットを軽く取り付けて穴に差し込みます。  穴にボルトネジの下部が届いていることを確認します。

ナットから下には隙間を開けたまま、玄能でアンカーのボッチをたたきます。 

穴にアンカーをセット

たたくと、このボッチが下がり、アンカーのすり割りを外に広げるようになっているのです。  ボッチがボルトネジの上部に達するまで、あるいは、これ以上は入らないというところまで丁寧に叩き込みます。

十分拡がったかな?

最後にナットを締めつけて、固定ベースを固定します。

締め付けます

かくして、犬走り側の単管パイプの基礎が固定されました。

一段落した固定ベースの基礎

まだ完成ではありません。  最後に、固定ベースの周りに出っ張っているボルト類をコンクリートで覆いますが、これは屋根が着いてから最後にやる予定です。  雨が降ってもできるようになりますからね(^^)

いよいよ、屋根の波板張りに進みましょう。

 

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