今日は天気も良さそうなので、ぶらり羽鳥湖周辺の未踏破地を目指すことにした・・・馬入峠経由で起点到着・・・まずは林道の入口位置だけは以前確認していた立矢沢林道へ・・・遮断機は朽ち果て、その役目を全うできる状態ではなく、いつでもフルオープンのようだ・・・さっそくクマ出没危険の立て看板・・・突入する気持ちを一瞬ビビらせ、いつも覚悟があるのか?試させられているような気がする・・・進入間もなく林道路肩沿いに何やら動く物が・・・なんだこりぁ?・・・テン?ハクビシン?タヌキ?・・・あわててシャッターを切った・・・焦ってドキドキのためピントが合わない・・・しかも動物の名前がはっきり分からない???草の中のミミズか、虫か、草そのものか?無心に顔を草に埋めながらこちらに向かってきた・・・まるいずんぐりした体、陽に照らされゴールドに輝いて見える毛並みが綺麗だ・・・、足が短く動きが滑稽で面白い・・・顔が草の中でなかなか見えないが一瞬見えたのは体に似やわず小さな逆三角形だった・・・人間を恐れている様子はなく、1mほど近くまで来たのち斜面を下り消えた・・・不思議な空間だった・・・後で調べたらニホンアナグマということが分かった・・・『クマ出没危険』はアナグマだったのか?・・・名前はクマでもイタチの仲間らしい・・・体長は50cmぐらいだった・・・しっぽも足も短く動きがぎこちないので、まだ子供なのかもしれない・・・4キロほどで終点になってしまった・・・結局ピストン林道だった・・・林道の状態は緑が濃く沢沿いのせせらぎの音も聴けるまずまずの走りやすい林道だったが・・・戻り道に再び彼に会えるとは・・・想像しなかった・・・彼は相変わらず草に顔を埋めて食事の最中・・・丸いずんぐりした背中だけが草の上にこんもり見える・・・相変わらず顔がはっきり見えない・・・いたずらしてクラクションをピッと鳴らしてみた・・・彼は一瞬ピクッとして顔を向けたが・・・また何事もなかったかのように草の中に顔を埋めた・・・人間なんて眼中に無い・・・食事の邪魔をしないでくれないか!・・・って言っているようだった・・・小さいけれど大物?なのかもしれない・・・R118号に入り、日本の秘湯の会で有名な二岐温泉に向かった・・・温泉手前にあった二岐山林道に突入した・・・林道標があり3キロ弱・・・いつ舗装になってもおかしくはないぐらい広く整備された林道だった・・・終点にはゲートがありその先は発電所の風車群になっていた・・・右の御鍋神社方面に行くことにした・・・温泉を過ぎ、二岐川に架かる山の中には釣り合わない立派なコンクリートの橋を渡るとT字路になり奥西部林道になった・・・始めは渓流沿いをになっていた・・・その後山側に標高をあげながら進んだ・・・周辺はこんな感じ・・・ハイキングの年配の夫婦を追い越し神社の入り口に着いた・・・平家の落人が隠れていたところらしい・・・尾瀬、桧枝岐、湯西川と同じだ・・・登山道入り口で終点になりT字路のところに戻った・・・そして奥西部林道の本線を進んだ・・・空が開けない林間コース・・・大きめの石がゴロゴロしていた・・・起点側に到着・・・ここもT字路になっていて右側に行くほうが西部林道本線のようだった・・・最初の目印といえるような丸太の砂防・・・しばらくは広めの林道で走り易かったが・・・途中からに大規模な工事区間があり、大型ダンプが頻繁に行き来していて注意が必要だった・・・今日一日天気にめぐまれ、サプライズなどもありで心身共にリフレッシュできたいい林道ぶらり探索であった・・・
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