一期一会

ひとりごと

布施明 作の楽曲 no.1

2021-08-20 07:48:06 | 音楽

布施さんの作詞の楽曲は結構あります。作曲も手掛けているのを、ご存知ですか?

いい曲だなあ、私好みだなあという作品もあります。が、世間様には、あまり評価されてないみたいで残念でなりません。

布施さんは音楽大学で、音楽を正式に勉強した人ではありませんが,55年間も音楽と付き合ってきたのであれば、作詞も作曲も手掛けて当然のことでしょう。

皆さんは布施さんの作品と言うと、何を一番に思いつくでしょうか。【落ち葉が雪に】でしょうか、【ひとり芝居】でしょうか。これらは、私に言わせると、【シクラメン】の副産物みたいなもので、あの大ヒットの【シクラメン】を歌った布施明が作詞・作曲した歌だって!という事で、広く世間で、有名になった作品なんだと、私は思っています(失礼、ごめんなさい)

ここでは私好みの作品から挙げて行きたいと、思います。

君は山手の風 :1987年発表 作詞・作曲:布施明 編曲:天野正道  この楽曲を知ったのは、発表より随分後であった。ベスト盤で聞いた時、この曲で、本来の布施明に戻ったな、と思ったものであった。この楽曲は【別れに赤い薔薇】のカップリングであったようだ。米国での別れ、そして、日本での新しい恋など芽生えた時期だったのかなと、勝手に想像して聴いていた私だった。(苦笑)編曲が素晴らしいと、聞く度に思ったものである。如何ですか?素敵でしょう

②【君を守る2004年発表 作詞・作曲:布施明 編曲:中島慶久 【自由】(松山千春作)のカップリング曲として発表。皇太子殿下(現天皇陛下)の婚約会見を拝見して、感銘を受け、それがヒントになって出来た楽曲だとか話していたのが印象に残っている。この曲も、編曲がスケールの大きい曲にしている。この編曲者は長年布施さんのライブでバックを務めていた人であった。詞ではサビの部分の【こんな時代の中で めぐり合って ひとつの道を 行くのならば 君の全てを守る ことの重さ この身にきざみ いざないましょう】という所が、とてもいいです。。。ね【自由】が少々暗い、後ろ向きな曲であるのに対して、とても、前向きな明るい曲で、大いに、元気をもらった記憶があります。

③【愛よその日まで1980年発表 作詞:阿久悠 作曲:布施明 編曲:宮川泰  作詞・作曲が布施さんならば、文句なしにこの楽曲を一番初めに持ってきたと思います。作詞は阿久悠さんなのですよ、ね。発表時から随分後まで、作詞が布施さんで、作曲が宮川さんだと思っていた私は、布施さんも、作詞の腕を随分上げたものだこと!って思っていました。大好きな楽曲でした。編曲が宮川さんらしい、スケールの大きい、気持ち良い作品に出来上っていますよね。発表と同時に、ドーナツ盤を、栄の地下のレコード屋さんへ買いに行った日のことが懐しく思い出されます。そのレコード屋さんも、つい最近、無くなってしまいました。もうこの頃、結婚が決まっていたのかな。宮川さんが、彼女にコーヒーなど入れさせて作ったのではないかな?なんていう文章を新聞記事にしていたのを目にしたこともありました。その紙面で、宮川さんが、この作品の布施さんの力量を高く評価していた記憶があります。この楽曲はアニメ映画『ヤマトよ永遠に』のエンディングテーマだそうです。このドーナツ盤のb面には銀河伝説(作詞:阿久悠  作曲・編曲:宮川泰 )が収められています。『ヤマトよ永遠に』の劇中歌だそうです。阿久悠、宮川泰の作品を抑えて、a面を飾ったこの曲は押しも押されもしない名曲ですね!アニメについては私はとんと、暗いので、よく解りません。今でも、この歌はアニメファンの人達には人気があるようですね。この楽曲で紅白に出場をしたのを最後にしばらく紅白から遠ざかったのでした。

④【今夜は気取って1978年発表 作詞:布施明  作曲:R.Hughes  編曲:林哲司 シングル盤が3月に出て、5月にアルバム【今夜は気取ってみたらいい】が出ています。この楽曲は、ラジオで聞いて、とっても好きになった思い出があります。何かと忙しい3月だったので、買いそびれていたのですが、その内に、アルバムが出たので、買いに行きました。そこで、テープになった、このアルバムを見つけたのです。主人の車で聞くのはテープの方がいいなあ、と思って、迷っていると、店員さんが、これからはテープの時代になってきますよ!と、自信ありげに話しかけてくれました。それで、購入して、車でも、家でも、本当に夜も昼もよく聞いたものです。ヘッドホーンを付けて、、、。この頃から、耳が遠くなって行ったんだろうと、今では後悔していますが。ところで、この作詞は布施さんです。作曲者なんですが、夜ヒットだったかと、思いますが、司会の芳村真理さんが、作曲者は布施さんじゃないの?って布施さんを冷かしていた場面が記憶にうっすらと、残っているのですが、、、。ふーせ と読める国もあるのかしら、、、?って思いながら、今まで来ちゃいましたけれど、、、。布施さんが恥ずかしがって、というか、謙遜して、外国人の名前をもじって、記し、自分で、作曲してたのかもしれません。。。世に出た作品は歌い手がすべての責任を取るものだから、誰だっていいのです、、て彼は言いそうですね。笑 詞では、【あなたはいつも 輝いていてほしい】という所がたまらなく好きでした。自分への応援歌のような気分で聞いていました。30代後半の懐かしい月日を思い出します。林哲司さんの編曲も素敵ですね。。。

【cf  参考までに】::【今夜は気取ってみたらいい】のアルバムの内容をご披露したいと思います。このアルバムには布施さんの作品が多く収められています。【ここ】で聞くことができます。曲順はアルバムに収められている順ではありません。レコード盤はカラー盤だったという事でした。白だったかな?

A面

悲しい歌しかうたえない 作詞:布施明 作曲:井上尭之  編曲:林 哲司

夏の終わりのメモリー  作詞:布施明 作曲・編曲:林 哲司

愛よふり向いて             作詞:布施明 作曲:宮川 泰  編曲:馬飼野康二

④愛の扉         作詞:喜多条 忠 作曲:宮川 泰  編曲:林 哲司

⑤i can never be your man     作詞:Cynthia 作曲・編曲T.Hayasi

B面

⑦僕のために       作詞・作曲:堀口ノア  編曲:林 哲司

おぼえてますか     作詞・作曲:布施明 編曲:林哲司

今夜は気取って     作詞:布施明 作曲:Robert  Hughes    編曲:林 哲司

想い出はきりがないね  作詞:布施明 作曲:井上尭之  編曲:林哲司

エウ・チ・アーモ (ポルトガル語で”i love you")   作詞:布施明 作曲・編曲:林 哲司

どうでしたか?布施さんの作品、結構達者でしょう。それにしても、【愛】の歌が多いですよね。愛の達人なのでしょう 笑 未だ、まだ、帰国後の作品にも素敵なのがたくさんあります

(一寸、長くなったので、今回はこれにて、終わりとさせていただきます。未だ、まだ、布施明作品集はいっぱいありますので、これをno.1として、続けたいと、思います。お付き合い感謝でした

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