一期一会

ひとりごと

陽ざしの中で(布施明)

2022-01-31 01:39:45 | 音楽

日毎に、日脚が伸びてきているのを実感する春近しの今日この頃です。

蠟梅(ろうばい)は冬の季語ですが、この花が咲き出すと、春近しが感ぜられて、何かしら、心が軽くなります。

布施さんの歌の中で、この時季に相応しい楽曲はなかっただろうかと、思いめぐらした時、先ず、思いついたのが、この【陽しの中で】でした。発表当時から、私は好きな曲でした。この楽曲を好きと言われるファンの方は、【シクラメン】を好まれる人が多かったように、お見受けしていました。

この楽曲は1976年4月21日の発表ですが、この時季では、もう、春爛漫になっていますから、この楽曲ではおとなしすぎて、一寸、合わないなあ、もう少し早く世に出たらよかったのに、と、思った記憶がうっすらとあります。

作詞:関真次 作曲:吉川忠英 編曲:瀬尾一三

後年、帰国されてから、コンサートで取り上げられ、歌われたりすると、ネットで、今度のコンサートツアーでは【陽ざしの中で】を歌われてるよ~~!と、話題になったこともありました。とても、懐かしいです。

youtubeで調べましたら、布施さんがヒットスタジオで歌っておいでの、楽しい、素敵な動画が上がっていました。ここ】で聞いてみてください。

この春を待つ時季、私は、結構好きなのでしょうか、ろくでもない写真ですが、集まっていましたので、この楽曲に合わせさせていただきました。よかったら、ご覧ください。ここ(何かしら、音が割れていて、聞き苦しいなあと、思って聞いていたのですが、イヤホンを付けて聞いたら、とても素敵な布施さんの脂の乗り切っていた30代の声が流れて来て、大満足しました。イヤホンで、音楽を若い時に、聞き過ぎたのか、耳が、遠くなってしまった今、イヤホンはなるべく使わぬように生活しているものですから。。。一寸、心配しましたが、先ずは、よかったです。)

【季節のかわる気配に 振り返ってみたけれど 白い陽ざしがまぶしすぎて もう君をさがせない】

此のさびの部分が本当に、いいですね。。。

この頃(1975年頃)の布施さんは本当に、素敵な、美男でしたね。持てたはずですよ、ね 笑

【別件追記】

①2/1 am2:00~NHK深夜便のラジオのロマンチックコンサートで、ポピュラー ヒット年代史1970年の作品からとして、【明日に掛ける橋】(サイモン&ガーファンクル)【この胸のときめきを】(エルビス・プレスリー)の曲がかかりました。布施さんも歌っていた曲だぞって調べました。ありました

【明日に掛ける橋】:upされて、いました!よく消されなかったと、感激でした。感謝ですここ 

ここにサイモン&ガーファンクル盤があります)

【この胸のときめきを】:これは、つたない写真にBGMとしてつけさせていただいたものですが、すっかり忘れていました。私としては、この楽曲はエルビスよりも、あきらの方が好きです。。。笑 若い時の声ですが、何か、一生懸命さが伝わって来ませんか? 笑ここ(訳詞:岩谷時子 編曲:東海林 修)

ここにエルビス・プレスリー盤があります。懐かしいですエルビスはエルビスで、素敵ですね)

 

 


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蠟梅(ろうばい)

2022-01-29 04:40:29 | Weblog

すっかり、ご無沙汰をしてしまいました。

みなさま、お元気でお過ごしだったことと拝察いたしています。

冬眠を決め込んで、気ままな生活を、送っていました。

 折々に 伊吹をみてや 冬籠  松尾芭蕉

この句を見つけて、ああ、昔の人も、この時期には冬ごもりを決め込んでおいでだったのだと、なぜか、ほっとしたりもしていました。

 いのちあり 怠けては 冬こもりけり (清水基吉)

こういう句を、歳時記でみつけては、大いに共感し、安堵して、怠けに、怠けておりました。

コロナウイルスも、一旦勢力を無くしたかに見えましたが、新株となって変異を遂げ、オミクロン株がこのところ,猛威を振るっています。この新株のウイルスはどうやら、弱毒性とかで、重病になる人は少ないようだとか。だんだん、薄くなって,霧散して行って、消えて行って呉れると、嬉しいのですが。今しばらくは、慎重に生活して、何とか、克服したいものです。

此のところ、わが町の散歩道にある「蠟梅」が冬の終わりを告げる如く、満開に近づいて来ています。

 蠟梅の露路 かぐはしや 日のこぼれ (米村合歓花)

 蠟梅や 寒の空へと香を放つ  (お粗末さま)

蠟梅を知ったのは、30代、お華のお稽古に通っていた時でした。香木が大好きな私は、何とも言えぬ香ぐはしきこの花材に感激してしまっていました。伝統的なお生花で生けるのは悪戦苦闘したものの、帰り道はとても幸せな気分になって、帰宅した思い出があります。それからしばらくして、地域のコミュニテイの建物の近くに数本の蠟梅の苗木が植えられているのを発見して、嬉しくなったのでした。それからと言う物、毎年、毎年,walkingを辞めていた時期にも、寒の内の楽しみとして会いに行ったものでした。花も一花、二花しか付けず、心配していました。それなのに、今では天を衝くまでに伸びて、遠くからでも、香ぐはしい芳香を楽しめる程になりました。蠟梅が満開を迎えると、もう春は間近ですね。

布施さんの春のコンサートのライブツアーも始まりますね。お元気でのご活躍は本当に嬉しい限りです。ご無理のないように、心楽しく、演奏活動を続けられることを祈るばかりです。

(戴き物)

(よく晴れた日、名古屋から伊吹嶺を望む)


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