さて、美しい女の名前は、ウイニー。
エルマーちゃんと少年は、なにしろ、お腹がペコペコ。
少年と出合ってから丸々1日何にも食べてないんだから。
そこで、自己紹介もつかの間、ウイニーに頼んで食事をとる事になった。
シド王国の宮殿は、白いふわふわのカーペットが敷き詰められていて、机や椅子は地面から数センチ
浮かび上がっていた。2人が通された部屋は宮殿の食堂で、少年のメロン畑が10個分入ってもまだ余るほど広くて、その中央に2人が仲良く食事を取るのには、大きすぎるテーブル?が浮いていた。
ウイニーが言った、
「シドの食事を召し上がるに当たって、ひとつお願いがあります。実は、この国で見えているものはすべて、夢の中の事なのです。シドの国は下界に住むすべての生き物の夢で成り立っているのです。
ですから、お2人が食事をとるためには、あちらの、テーブルベットでまず、眠りについてからでなければなりません。」
2人は顔を見合わせたあと、うなずいた。でも、眠った後どうやって食べたらいいの?
ウイニーが続ける、「眠りに入ると、青色のメニュウが頭に浮かんできます。その中からお好きな物を選んで、頂ければけっこうです」
2人がテーブルベットに横たわると、それは羽根布団のようにフカフカで、綿菓子のように甘い香りに包まれて、あっと言う間にぐっすり眠りに入っていったのでした。
エルマーちゃんと少年は、なにしろ、お腹がペコペコ。
少年と出合ってから丸々1日何にも食べてないんだから。
そこで、自己紹介もつかの間、ウイニーに頼んで食事をとる事になった。
シド王国の宮殿は、白いふわふわのカーペットが敷き詰められていて、机や椅子は地面から数センチ
浮かび上がっていた。2人が通された部屋は宮殿の食堂で、少年のメロン畑が10個分入ってもまだ余るほど広くて、その中央に2人が仲良く食事を取るのには、大きすぎるテーブル?が浮いていた。
ウイニーが言った、
「シドの食事を召し上がるに当たって、ひとつお願いがあります。実は、この国で見えているものはすべて、夢の中の事なのです。シドの国は下界に住むすべての生き物の夢で成り立っているのです。
ですから、お2人が食事をとるためには、あちらの、テーブルベットでまず、眠りについてからでなければなりません。」
2人は顔を見合わせたあと、うなずいた。でも、眠った後どうやって食べたらいいの?
ウイニーが続ける、「眠りに入ると、青色のメニュウが頭に浮かんできます。その中からお好きな物を選んで、頂ければけっこうです」
2人がテーブルベットに横たわると、それは羽根布団のようにフカフカで、綿菓子のように甘い香りに包まれて、あっと言う間にぐっすり眠りに入っていったのでした。