「黄金の季節」の日々記

波のような草原の草に足をぬらしながら

風向きを指で探り　天を指すように高く

貴方の腕が一番　最初に吹いた風を掴んでる


黄金の髪を揺らして　朝が来る丘に登る

木の葉舞う方向へ　宙を巡りながら遊ぶ

貴方の手の平が　最後の一枚を握ってる


　　　太陽の光で頬が赤味を戻すまで

　　　季節の一幕が閉じる前に

　　　木の葉の様に散ってしまう前に

　　　私を　抱きしめて


陸の様な雲を超えて　空に自由を任せながら

風向きを肩で探り　地上から高く旅をする

貴方に見える世界が　一番新しい国を捉えてる


黄金の髪をなびかせて　朝が来るまで飛んでいく

雲が流れる方向へ　宙を巡りながら遊ぶ

貴方の指先が　最後の行き先を示してる


　　　太陽の光で頬が赤味を戻すまで

　　　季節の一幕が閉じる前に

　　　この世界が儚く散ってしまう前に

　　　私を抱きしめて

完成までの、日々記

決して完成の満足には、行き着かないとしても、

完成の意味を互いの人生の歩むべき指針として、

私たちは出会った。

もう、孤独ではないから、暖かい感情のぬくもりで、優しさの意味を

噛みしめながら、歌い続けよう。

秋から冬の日々記

その、瞬間という時間が美しい。