雪?
屋根裏の天窓にうっすらと雪が降り積もるのを見ながら、ココネは、今夜こそと想った。
天窓を開けると、北風が「まだ早い!」と伝えてきた。
記号は112だ!今出発しなければ間に合わない。北風に振り向くとココネは言った。
明日ではだめなの!今なの!
「仕方ない・・では、今すぐに」
びゅんびゅんびゅーん 北風はタクトを振るった。
ココネは100年ずっと待ち続けたのだから、多少のわがままは許してもらえるのだ。
大好き!とココネはつぶやいた。
初めて会ったときからずーっと!
ココネの体は宙を飛んでった。
2011年 FEBRUARY
愛の日はとても近い
屋根裏の天窓にうっすらと雪が降り積もるのを見ながら、ココネは、今夜こそと想った。
天窓を開けると、北風が「まだ早い!」と伝えてきた。
記号は112だ!今出発しなければ間に合わない。北風に振り向くとココネは言った。
明日ではだめなの!今なの!
「仕方ない・・では、今すぐに」
びゅんびゅんびゅーん 北風はタクトを振るった。
ココネは100年ずっと待ち続けたのだから、多少のわがままは許してもらえるのだ。
大好き!とココネはつぶやいた。
初めて会ったときからずーっと!
ココネの体は宙を飛んでった。
2011年 FEBRUARY
愛の日はとても近い