2人は、星が連なる新しいドシの国をうっとりといつまでも見つめていました。
人々はこの無重力の世界で、心と身体とが一つになって王様の眠りを支える森となり新しい酸素を送り出す命の源流となって宇宙に流れ込んでいきました。
ふと気がつくと、バスタスの姿はたくましい青年に、そしてエルマーちゃんは美しい女性に成長していました。2人は互いに気づいて、握り合った手を一瞬離して見つめ合いました。「バスタス?あなた・・」「エルマー?君は・・」
その時ドシの国の森では、王様が眠りの中で、喜びの瞬間を分かち合うような、ステキな催しを想像していました。
王様をてっぺんにしたもみの木がユラユラと身体をゆすりながら、2人を高く高く枝から枝へ持ち上げて、もみの木の一番てっぺんまで導きました。
人々はこの無重力の世界で、心と身体とが一つになって王様の眠りを支える森となり新しい酸素を送り出す命の源流となって宇宙に流れ込んでいきました。
ふと気がつくと、バスタスの姿はたくましい青年に、そしてエルマーちゃんは美しい女性に成長していました。2人は互いに気づいて、握り合った手を一瞬離して見つめ合いました。「バスタス?あなた・・」「エルマー?君は・・」
その時ドシの国の森では、王様が眠りの中で、喜びの瞬間を分かち合うような、ステキな催しを想像していました。
王様をてっぺんにしたもみの木がユラユラと身体をゆすりながら、2人を高く高く枝から枝へ持ち上げて、もみの木の一番てっぺんまで導きました。