
原案:手塚治虫
脚本:(「宇宙船シリカ」から、継続)若林 一郎
人形:竹田人形座(制作:竹田 喜之助)
1963.4.7-1965.4.1(全92話/毎週日曜15分枠から、44話以後木曜25分枠へ)
・第一部(第1-43話)
太陽が冷え出した為、ロップは太陽を復活させる方法を宇宙人に聞きに宇宙へ。
デスという敵の妨害されつづも、金星人のアーミア・火星人のポイポイ、ダーや元デスのスパイだった変形星人も仲間にひたすら探求の旅を続ける。
偶然にも、太陽復活方法を知るゴボスという人物を首領にした宇宙ギャング団の下っ端を捕らえる。ロップらは、方法を教わりにゴボスの所へ。ゴボスは、実は宇宙支配をたくらむ電子頭脳。ゴボスは、「太陽復活方法教えるから、地球をくれ」とロップに無理難題。当然、ロップは拒絶。拒絶されたゴボスは、ロップら全員ロケットに乗せて宇宙に流そうとするがロップらに入れ替えられたデスはそのまま宇宙に。
ゴボスを倒そうとするロップらを止める、アーミア。彼女一人、ゴボスの元に行き愛と美についてゴボスに説く。そのかいがあって、ゴボスは善人に。
ゴボスの願いで、アーミアがしばらく彼の側に。ゴボスの全面協力で、太陽復活に必要な物質を手に入れ、それを太陽に投入し目的を達成させた。
・第二部(第44-81話)
ロップの育ての親が、実母がロップに会いたがっているとロップに教える。ロップは母会いたさで、すぐに渡米。
米国で、日本人移民・ヒゲオヤジと少女科学者ミリヤに会う。途中、米国人至高主義者のテックスまで、仲間に。
仲間と共に、実母がいるメキシコへ。着いてすぐ、母が病気で医者が呼べないペドロに医者を呼んでくれたロップにペドロは感謝し、仲間に。
実母と会えないロップは、実母も絡む地球侵略を目論むジキリス星人の存在に気付く。実母もジキリス星人の地球侵略を妨害しようと彼らの反重力装置技術を盗み、隠れて研究していた。
ジキリス星人との戦いの間に、彼らと敵対するケム星人とも結束。ジキリス星人科学者・ドクダミが開発した(光線に当ると、透明になる)光線銃をも利用しロップの実母が完成した反重力砲でジキリス星まで往き彼らの政府自体潰す。
月の手先基地も地球軍に、潰されてジキリス星軍は全敗。
・第三部(第82-92話)
ひさしぶりに、ロップの所に来たアーミアは、ロップに宇宙に散らばっている7つの宝球を集めてきて欲しいと依頼。
ロップは、ポイポイ・ダー・アーミア・テックスに見知らぬ男も同伴させ、宇宙へ。
しかし、その同伴者の男こそ宇宙に流されたデスで手下を使ってロップらが見つけた宝球を横取りしようと画策。
デスはロップらに正体ばれずに同行していたが最後は自ら、宝球を奪おうとしてあやまって太陽の火に中へ。
ロップらは最後迄、デスの正体に気付かずに地球に戻る。地球で、デスの手下の攻撃を受けるが、それをしりぞけて一応、旅の目的を達成させる。
、の以上です。
実は73話以後は、台本無くアニメ部分の絵コンテが最終回分まで残っているしかなく記載されているムックの編集部が可能の限り書いたのを更にここで短縮した為、かなり内容的不明瞭な点はご了承お願いします。
やはり、脚本が「宇宙船シリカ」からの継続で書かれているのが(ムックの)筋書きを読んでいるとよく分かります。其の中に、手塚大先生の人間味溢れる人物描写(第一部の、ロップの母を求める気持ちを表す【夢の回想シーン】)や戦争や人種への差別の浅ましさ、といった物まで「シリカ」的宇宙人との暖かな交流の合間を縫って描かれる、逸品。
ただ、第二部から第三部までは少々走り過ぎな気が・・。ジキリス星人の残忍な行為(命を奪う)や、7つの宝球の奪い合いのチキチキレースと第一部の良さを消してしまうようで・・。
ところで、第一部のラストはなんか同時進行でやられていたモノクロアニメ「鉄腕アトム」のラストとおなじですね。
次回は、「空中都市008」です。
脚本:(「宇宙船シリカ」から、継続)若林 一郎
人形:竹田人形座(制作:竹田 喜之助)
1963.4.7-1965.4.1(全92話/毎週日曜15分枠から、44話以後木曜25分枠へ)
・第一部(第1-43話)
太陽が冷え出した為、ロップは太陽を復活させる方法を宇宙人に聞きに宇宙へ。
デスという敵の妨害されつづも、金星人のアーミア・火星人のポイポイ、ダーや元デスのスパイだった変形星人も仲間にひたすら探求の旅を続ける。
偶然にも、太陽復活方法を知るゴボスという人物を首領にした宇宙ギャング団の下っ端を捕らえる。ロップらは、方法を教わりにゴボスの所へ。ゴボスは、実は宇宙支配をたくらむ電子頭脳。ゴボスは、「太陽復活方法教えるから、地球をくれ」とロップに無理難題。当然、ロップは拒絶。拒絶されたゴボスは、ロップら全員ロケットに乗せて宇宙に流そうとするがロップらに入れ替えられたデスはそのまま宇宙に。
ゴボスを倒そうとするロップらを止める、アーミア。彼女一人、ゴボスの元に行き愛と美についてゴボスに説く。そのかいがあって、ゴボスは善人に。
ゴボスの願いで、アーミアがしばらく彼の側に。ゴボスの全面協力で、太陽復活に必要な物質を手に入れ、それを太陽に投入し目的を達成させた。
・第二部(第44-81話)
ロップの育ての親が、実母がロップに会いたがっているとロップに教える。ロップは母会いたさで、すぐに渡米。
米国で、日本人移民・ヒゲオヤジと少女科学者ミリヤに会う。途中、米国人至高主義者のテックスまで、仲間に。
仲間と共に、実母がいるメキシコへ。着いてすぐ、母が病気で医者が呼べないペドロに医者を呼んでくれたロップにペドロは感謝し、仲間に。
実母と会えないロップは、実母も絡む地球侵略を目論むジキリス星人の存在に気付く。実母もジキリス星人の地球侵略を妨害しようと彼らの反重力装置技術を盗み、隠れて研究していた。
ジキリス星人との戦いの間に、彼らと敵対するケム星人とも結束。ジキリス星人科学者・ドクダミが開発した(光線に当ると、透明になる)光線銃をも利用しロップの実母が完成した反重力砲でジキリス星まで往き彼らの政府自体潰す。
月の手先基地も地球軍に、潰されてジキリス星軍は全敗。
・第三部(第82-92話)
ひさしぶりに、ロップの所に来たアーミアは、ロップに宇宙に散らばっている7つの宝球を集めてきて欲しいと依頼。
ロップは、ポイポイ・ダー・アーミア・テックスに見知らぬ男も同伴させ、宇宙へ。
しかし、その同伴者の男こそ宇宙に流されたデスで手下を使ってロップらが見つけた宝球を横取りしようと画策。
デスはロップらに正体ばれずに同行していたが最後は自ら、宝球を奪おうとしてあやまって太陽の火に中へ。
ロップらは最後迄、デスの正体に気付かずに地球に戻る。地球で、デスの手下の攻撃を受けるが、それをしりぞけて一応、旅の目的を達成させる。
、の以上です。
実は73話以後は、台本無くアニメ部分の絵コンテが最終回分まで残っているしかなく記載されているムックの編集部が可能の限り書いたのを更にここで短縮した為、かなり内容的不明瞭な点はご了承お願いします。
やはり、脚本が「宇宙船シリカ」からの継続で書かれているのが(ムックの)筋書きを読んでいるとよく分かります。其の中に、手塚大先生の人間味溢れる人物描写(第一部の、ロップの母を求める気持ちを表す【夢の回想シーン】)や戦争や人種への差別の浅ましさ、といった物まで「シリカ」的宇宙人との暖かな交流の合間を縫って描かれる、逸品。
ただ、第二部から第三部までは少々走り過ぎな気が・・。ジキリス星人の残忍な行為(命を奪う)や、7つの宝球の奪い合いのチキチキレースと第一部の良さを消してしまうようで・・。
ところで、第一部のラストはなんか同時進行でやられていたモノクロアニメ「鉄腕アトム」のラストとおなじですね。
次回は、「空中都市008」です。
私も、ムック(2003年、エンタープレイン社発行)から書いたので記事に掲載されたまんまです(今回の記事で、その謎について記載しますので見てください)。
どちらも、リアルタイムな話が聞きたいモノばかりです。記憶あるだけでも良いですから、どんな感じで登場人物が活躍していたか、どんな内容で周辺のお友達とはそういう番組の話題はどんなだったか「ごっこ遊び(手塚モノで、「ごっこ遊び」可能かな・・?)」など聞かして下さい。
うーーーーん、昭和30年代の特撮テレビ番組で今のとは違って造り手の情熱が溢れていて良いです(今もそうですが、デジタルとかCGとかでなんか厚みも肌触りも余り感じないような・・)。
この番組では時間が止まると言うことで、登場人物がそれこそ「はじめの一歩」のように一斉に止まるのですが、やはり生身の人間、ゆらゆらしていました(笑)半分くらいは写真を立てかけてありましたが・・・
その間をサブタンが歩いていくわけですね。
当時NHKにおられた辻真先さんがおやりになって、後のアトムなどの脚本家として成功されました。
すいませんが、「ピロンの秘密」に関しても少々お願いしたいのですが・・・。