横濱kabitanの、あれこれ話

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劇場版「狼少年ケン」//第一稿

2007年11月21日 05時00分57秒 | 日本アニメ論
 日本TVアニメ史上、初劇場版。
 元は、長編「わんわん忠臣蔵(1963年)」のオマケ的扱いだったようですが好評だった為、翌年3・5・6月と重ね、7月には≪東映まんがまつり≫の前身になる≪まんが大行進≫としてシリーズ化。
 東宝も≪チャンピオンまつり≫で1969年12月に参戦。【TVアニメ初劇場版】は3話分を一つにした「鉄腕アトム・宇宙の勇者(1964年)」。現在のように、一本として放映した点で初。ダイジェスト版ながら劇場版に制作されたのは、「宇宙戦艦ヤマト(1977年、東映)」。≪完全オリジナル≫では、「のび太の恐竜(1980年、東宝)」。

 劇場版「狼少年ケン」の荒筋は、goo映画検索により10本発見に到りました。今後も調査して行きますが、とりあえず。



①1963年
 :第2話:
『ケンは、仲間の狼のようには≪牙≫がないというので幼い時から育った双子の子狼(チッチとポッポ)と共に、≪立派な牙≫を捜しに旅に出る。
 途中で会った老人に、≪牙≫を捜している事を話すと老人は廃墟にいる白獅子が≪牙≫をもっていると教える。ケンは、白獅子に会いに行くと白獅子はケンに≪牙≫―短剣を授ける。
 ケンは短剣持って、仲間の処へ戻り森の悪党・虎をそれを持って退治。こうして、ケンは≪牙≫を手に入れる事が出来た』
 :第3話:
『村で、奇病で今にも死にそうになっている親子がいて村人の一人がその親子を助ける為、まじない師に教わった≪命泉≫の水を取りに旅立った。
 困難に遭いながらも、ケンに会いやっと≪命泉≫にたどり着く。村の親子は、その水のおかげで病が治る』
②1964年
 :アラビアの怪人:
『ケン達、狼の群れの近くにとある国の姫をのせた飛行機が墜落。
 ケンは、チッチとポッポと共に飛行機から姫を助け出すが仲間のブラックとジャックが姫を食べようとするのでケンがそれを止め、もめる。そのせいで、群れのボスに追放されてしまう。
 それを知った姫は、ケンにそれ以上迷惑かけまいと姿をくらますが大トカゲに襲われてケンにまたしても助けられる。どころが、悪党の虎に襲われケンはトラと共に崖へ。
 そこを姫がケンを助ける。
 実は、この姫、国の大臣から命を狙われていて先の墜落も大臣の手先によるものだった。
 
 大臣は、手先の失敗を知ると軍隊を率いてやってくる。
 丁度、先の墜落を調査しに来ていた国際秘密警察である探偵ももろとも大臣の手先は、姫とケンとチッチとポッポまで捕まえてしまう。
 しかし、ケンの≪遠吠え≫でジャックが駆けつける。立場が逆転された大臣は姫を連れてヘリで逃げに転じるが、ケンは大ワシに乗って姫を助ける。

 姫は、国際警察の探偵によって国に戻った』
:魔の谷の決闘:
『食料にしている草が少なくなっている、カモシカの群れの若様は家来を一人連れ、草捜しに。
 同じ頃に、ケンがいる草原に悪党トリオの虎・ゴリラ・クマが腹すかしていた。ケンを倒せば食い物にありつけると、3人掛りでケンに挑むが負けてしまう。
 そこへ、カモシカの若様一行がやってくる。
 悪党トリオは、その若様が強い事を知るとケンを悪い奴と言って戦わせたが若様もケンに負けてしまう。そこで、悪党トリオはケンの兄弟狼チッチとポッポをさらい魔の谷へ。
 追ってきたケンに、悪党トリオはチッチらを盾にケンに≪牙≫である短剣を捨てさせる。それを見ていたカモシカの若様は、その卑怯さに怒りケンに長剣を渡し2人で悪党トリオを退治。
 その事件に感謝した、狼のボスはカモシカ達に新しい草原を捜してやる事にした』
③1964年
 :月夜の出来事:
『ケンのいる森に、老狼とメス狼らの一行がやってくる。
 ブラックは、そのメス狼に一目ぼれするがブラックはおく手でメス狼は恐がり。脇で見ているケンらの方が、ヤキモキ。そんな時、メス狼とチッチとポッポがケンを嫌うゴリラと山猫によってさらわれてしまう。
 そして、ケンらの群れと老狼の群れと戦わせて共倒れを狙う山猫の策にかかり、老狼はケンがメス狼をさらった ケンはチッチらを老狼が食ったと思いこみ、とうとう両者の群れは月夜に決戦に。
 だが、ケンとジャックは山猫の様子に疑いを持ち密かに捜査するとゴリラの住み家の山にあのメス狼のくしを見つける。くしには、ゴリラと山猫の匂いが。
 2人は、ゴリラの洞穴に行くとさらわれた3人がいてゴリラと山猫もひそんでいた。その2人を懲らしめ、さらわれた3人を連れて決戦場に駆けつけ戦いを寸前で止めた』


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