あっちこっち歩いて楽しむおタケさん

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山に登ったかと思えばメタボな食事、お花、キノコ、いろいろ~

高野山へ黒河道を登る、午前の部 (和歌山県)

2013-05-07 20:36:39 | 高野山
2013.05.03 (金)
四国八十八ヶ所歩き遍路の締めくくりとして高野山へ御礼参りするのに
前回4/20にバスハイキングでお手軽に高野三山を縦走ついでに済ませていた
が、やはり九度山から歩いて登るのが本望と思案していたら
地元のブロ友さんが「黒河道(くろこみち)」がお勧めと教えてくださり
奇しくも同じ地元の別なブロ友さんが一緒に歩いてくださることになった
こんな寄寓はまたとないこと、喜び勇んで出かけました
 
朝 8:00に南海橋本駅で待ち合わせでした
ちょっと遅刻しましたが(ホンマ、途中で用事が出来るんですわ~--;
 
駅で昼食用のおむすびとサンドイッチを買い込み、トイレも済ませて(待たせてゴメン・・・)
何とかスタートです
 
橋本橋を8:30渡ります、もちろん下を流れるのは紀ノ川です
 
 
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定福寺を右に見るころから坂道にさしかかります
流石は地元の方です、右、左に路地を抜けてきました
ここまで一人だったらなかなかたどり着けなかったと思います
 
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道端の紫のカキドオシやタツナミソウに見とれながらも少しづつ高度を上げて行きます
 
ブロ友さんはネットで調べた道がきちんと頭に入ってますので迷うことなく指標に従って進みます
 
祠(黒河道)の案内板に誘われて行きましょう
 
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二体のお地蔵様に見送られ
 
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振り返ると紀ノ川にかかる橋本橋が右下に、その後方には和泉山脈、金剛山
ここでお別れです
 
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祠の案内板が山道へと示しました
山道に入った途端、チゴユリの群生に悲鳴を上げるとブロ友さんは少し怪訝な顔に
先に釘を刺されていたんですけどね。あんまり花に夢中にならないでくださいね~、と、
 
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祠とはこの祠を示していたのでしょうか
綺麗に手入れされています
 
 
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祠を左に見て先に進んで行くと築山の素晴らしいお宅の庭先に出てしまいました
丁度、住人のおかあさんがいらっしゃったので
「黒河道はこちらですか?」とお聞きすると
「いや違うよ、あっちを上がって行くんだよ」とのこと
「あらら、すみません、ありがとうございます」と元の祠へと引き返すと
ありました、分岐、 9:30
おしゃべりしてたのでうっかりと民家のお庭へと入ったようです
 
 
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竹林の急坂を登りきると舗装された林道に出会いました
 
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舗装道路をテクテク歩いて行くとワンちゃんが真ん中に見張り番
ちゃんと繋いでありますがロープは長いです
下調べしたブログでは「犬に吠えられた」とあったそうですので
触らぬワンちゃんには吠えられぬ、で、そ~~っと通り過ぎます
 
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民家の先の分岐に綺麗な石楠花が満開でした
左に進むように指示されて行くとややこしい三叉路
国城山頂上へ行ったらあきません
真ん中の急な下りには何も表示がありません
左斜め前に少し進んだ所に丹生川への案内板を見つけました
こちらへ進みます
 
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幅の広い気持ち良い山道をどんどん進むと左へ行きたくなるような分岐に差し掛かりました
ブロ友さんが地図を確認してくれます
 
すると一人の男性が後ろから歩いて来られて真っ直ぐに迷うことなく進んで行かれました
こんにちはと挨拶だけして黙々と速足であっという間に見えなくなりました
 
 
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歩いてる方もあるんだね~、しっかし足早いね~~もう姿かたち見えないよ
 
追いかけるように歩くが全く気配もしなくなった
 
雑木林を抜けると急に視界が明るくなり柿の葉の新芽が眩しくも見えた
 
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民家の庭先を通過、はさがけにするのだろうか横に渡した丸太が高く組まれている
 
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 柿の産地だけあって斜面の畑は柿の新芽が萌えたっている
畑から急なジグザグの道を下って県道に出会うところで
落石防護ネットの中に何やらバサバサ~と音がする
何かいる!鳥だ!羽を広げると7、80㎝くらいの目の鋭い鳥だ!鷹だ!
 
必死でもがいて脱出しようとしているが上手くいかない
歯がゆい思いで手出しをしてみるが何の役にも立たず断腸の思いでその場を後にする 10:40
 
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県道に出ると直ぐに左下は渓谷になって流れている
玉川峡へやってきたようだ
 
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一軒の民家の庭先におばぁちゃんを見つけて
先ほどの鷹の話をして「よろしくお願いします」と先へと歩く
 
以前はここに吊り橋がかかっていたのだが老朽化した為に撤去されている
400m下流の市平橋を渡って500m戻る、回り道になる
 
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橋の上から左方向の渓谷が素晴らしい
 
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結構きつい勾配の車道を上がると右側にはイワタバコの葉がビッシリ
ブロ友さんに花の説明をする、来月花の頃に見にくるのが手っ取り早いよと^^;
 
 
吊り橋の撤去の看板があり少し進むと道が急に右へと曲がる案内板
見失うと直進してしまいそうだ 11:05
 
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柿畑の斜面を登っていよいよ山道に入る
 
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柿畑を過ぎて直ぐに右に曲がるところで立派な石段を見つける
九度山町の指定樹木のカツラの巨木、以前は数本あったようだが今はこの樹だけ
 
 
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ますます急な登りになってきた
杉の枯れ枝をバリバリと踏みしめて進む
道はジグザグと登って行く
 
やっとこさで黒河道の案内板が出てきた、とてもシンプル
 
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小さな石板のお地蔵様
 
その先道を少し逸れた所に祠も祀ってある 11:40
 
 
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なかなか山頂に着かないね~
せめて峠でもあったらもうお昼にしたいわ
お腹が空いた~~ーー;
 


 
 マムシ草はもういいやというほど茂っている
真っ赤なキノコを見つけて「毒キノコ?、キノコ博士を連れてくるべきだったわ」と気を紛らしながら登る
 
やっと広い林道に合流
暫くはこのまま楽チンで歩けるんかな~?
とルンルン気分になっていると
ほえぇ~~~~~~~~~~なんか~~長いのがクネクネと道の真ん中を~~~~!!!
あかん!!
慌ててブロ友さんの後ろに隠れて立ち止まる
 
まだ~?
あ、もう大丈夫、藪に入りましたよ~
 
ほぅ~やれやれ==;
 
一人で歩いていたら声も出せずに固まっていたかも~ーー;
 
 
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やがてまた林道を離れてお助けロープの着いた細い道を進むようになり
 
朽ちた小さな板の橋が渡してあるが、どうもワタシの目方では渡れそうにないので
湿地を迂回すると石積みの段々が残る谷あいに入る
植林されているが昭和の初めころまでは田圃だったのだろう
 
道は荒れてきて倒木をくぐったり跨いだり四苦八苦しながらまた登る
山頂らしきところに出たら今度は下る
 
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 なんか~やっと着いたみたい~
小学校後のようです
 
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 門が開いていて校庭に入れるようですのでお昼にさせていただきましょう
 
木造の校舎が綺麗に残されています
中央の石段に座らせていただきましょう  12:40
 
 
                                                                                                  記事 が長くなりました、一旦ここで休止
 
                                             午後の部の歩きは一息入れてからです
 
 
 
 
 
 
 
 

京都トレイルのスタートでっす(^^) 伏見稲荷大社~蹴上~南禅寺

2013-05-05 22:31:53 | 京都トレイル/京都の山
 
2013.05.05 (日)
 
 
かねがね、京都トレイルを歩こうと思いながら今日に至っていました
朝からチョイと腹の虫が騒いで随分出遅れましたが最初の一歩を踏み出してきました
 
自宅を飛び出したのが10:00頃
 
地下鉄~京阪電車にて伏見稲荷さんへ到着 11時過ぎてますやん~--;
 
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今日は辺り一帯が藤森祭りで賑わっています、馬駆けの神事もあるようです。
見物に回りたいところですが目的が違うので千本鳥居をくぐって奥宮へと汗をかきながら上って行きます
 
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四つ辻を経由し北上します 11:40
 
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御幸辺(みゆきべ)の道を歩いて
 住宅街から泉涌寺参道へ
 
今熊野観音寺分岐から国道一号線に抜けるのに右往左往のロスタイム
藤森神社の祭りの山車車(軽トラックだ~^^)を追いかけて道迷い
 
なかなか見つからなかった国道一号線の地下道を潜り
 
清水山への登りに取り付く
男性3人が「なかなかきつい登りだから今日はここまでということで」と荒い息でエスケープ
 
下ってくる男性二人にコンニチワ
ジグザグジグザグと雑木林の中を登って行くと着きました
 
清水山 242m
 
木の株にカメラを置いて自分撮りを試みるが失敗
後から登ってこられたご夫婦のご主人が撮って下すった
どうも、アリガトウゴザイマス
記念にとお二人のも撮って差し上げた
 
 
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東山ドライブウエーを横切るときに猿軍団が賑やかに真っ赤なお尻で走り抜けた
 
ちょっと展望所に寄って愛宕山を眺める
今日の眺めもぼんやりだね
 
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大きな三毛猫がお椅子の上で昼寝中
 
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将軍塚から一気に下る
 
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立派なギンリョウソウの群生が
でもだぁ~れも気づかない
 
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前に団体さんがゆっくり歩いてるので暫く後ろに着いてみるがダメダ~
 
先に速足で行って袋小路に打戻
あ~お恥ずかし
 
なんだかんだで都ホテルに到着 14:25
 
 
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ここで蹴上のインクラインを、と思ってると沢山の人の波にのまれて
 
蹴上のツツジ見学としゃれこんだ
 
 
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ツツジのトンネルだよ~
子供は大喜び
 
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ここのところの晴天で心なしかお花はくたびれている
 
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ここらでジ・エンドで地下鉄乗って帰ろう
 
いやいやもう少し日が長くなったからね 15:20
 
日向大神宮へと参ります
 
タクシーが止まって、運転手さんに日向大神宮の道聞かれちゃったよ~^^;
 
 
鳥居をくぐって行くと立派な外宮がある
 
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更に内宮で拍手して天岩戸潜り
 
 
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蹴上へ下ろうか、え~~いままよ南禅寺へと下っちゃえ~
も少し早く出てきたら大文字山へも行けたね
ま、次はここから繋ぎましょ
 
 
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南禅寺の鐘楼に降りてきたら外国人さんとぱったり目が合って
コンニチワ
この上に何があるんですか?(ホワッ?)
う~ん、神社(テンプー)
どのくらいの時間?15分?(ヒフィティーンミニッツ?)
 
ノーノー
デジカメで撮った天岩戸の時間と腕時計の時間を見せると
サンキュー~と登って行った~~
知~~らない~~っと^^;
 
ワタシが降りてきたものだから何があるのとばかりに鐘楼の方へ上がって行く人が増えた
知らんよ~~
 
お、疎水ですやん
ちょっと兄ちゃんそんなことしたらあかんやろ
彼女におだてられて~
よう言いませんでした
 
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素晴らしい技術力ですね~
 
 
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南禅寺さんも新緑に包まれて
 
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南禅寺さんの境内を通り三条通へと向かうとまたまた誘惑に負けます
丁度、十国舟が出航するところ1000円はたいて乗せてもらいました 16:15
ここで持参した巻きずしを人目もはばからず食したのでした
 
桜の季節の3/30~明日5/6までの期間限定
 
25分間の疎水巡り
夜間ライトアップは桜の季節のみ
 
 
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すっかり汗も引き下船して京阪三条駅へと歩く
 
京の都にはやはりお着物がよろしおすなぁ~
 
 
 
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人混みの祭りで始まり喧噪の町に終わった
マイ京都トレイル第一回でした
 
終わり

すわっ?! お大師様の御遣い~??

2013-05-04 17:10:50 | 高野山
2013.05.03 (金)
 
 
 
高野山奥の院へ黒河道(くろこみち)の参詣途中
 
玉川峡へと下る直前の車道との出合で
 
右崖でバサバサ~と音がする!
 
厳重に落石防護ネットが張り巡らされている
 
何だろうと目を凝らしてみると
 
僅かなネットと崖の間の藪に鳥がバタついているのを発見
 
同行のブロ友さんと
 
「あれ~~@@! 鷹じゃなくって~!!」
 
出口は4、5mも上方のネットの切れ目しかない
 
一生懸命に羽ばたいてネットから脱出しようとしているが
 
直ぐに力尽きてネット(鉄の頑丈な網)を掴んで休んでしまう
 
何とか上に行くようにストックを伸ばして誘導してみるが同じことの繰り返し
 
人間(ワタシ達は猫に見えたかも・笑)に怯えてバタバタするばかり
 
あまり近づいても気配を感じさせても恐怖で飛び回るだけのようだ
 
非力な二人には如何ともしがたい
 
車道を通る車を止めようと手をあげるが素知らぬ顔で通り過ぎて行く
 
仕方ないので
 
「何とか自力で上に向かって飛び上がってね~~」と祈りつつその場を離れる
 
少し車道を進んだところに一軒の民家があり、おばぁちゃんが庭先の椅子で寝そべっていらした
 
思わずかけより、事の次第を説明すると
 
「男衆がおらんけ~、戻ったら話しておくわい、鳥のことやから大丈夫やろ
きっと上手くでよるよ」
 
と答えてくださり、「何卒よろしくお願いします」と頭を下げて先に進み
 
後ろ髪を引かれながら歩き遍路を続けた
 
 
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※ ↓こちらの画像はブロ友さんが撮影されたものです
 
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先に進むにつれて少しづつ鷹のことは薄らいで行きます
 
でもやはり休憩した久保小学校(休校中)で出会った方に事のいきさつを話さずにはおれず
 
またまたお願いします
 
が、もう随分場所も離れて一山も越えてきた上に皆さんはこれから
道普請や森林伐採のボランティアさんたち
 
「「おばあちゃんにお願いしたんだったらきっと大丈夫」」
 
とおっしゃり仕事に行かれました
 
 
ワタシ達も先を急がないと夕方までに参詣が出来ません
 
諦めて山道を越えました
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
そして翌日の今日(5/4)
 
何と何となんと!!
 
同行して頂いたブロ友さんは近くなのでと
現場に車で確認に走ってくれました
 
そしたらもう鷹の姿はどこにも無かったので一安心した
 
とメールで知らせてくださいました
 
 
無事脱出してくれたと信じることに致します
 
 
 

高野七口の一つ黒河道(くろこみち)は癒しの道

2013-05-04 12:06:20 | 高野山
 
 
2013.05.03(金)
 
高野山奥の院への歩き遍路のお礼詣でとして
町石道を上がる計画でしたが地元にお住いのブロ友さんの推奨の道
高野七口と呼ばれる参詣道の一つでまだまだ山道歩きのたっぷり残る
黒河道(くろこみち)をこれまた地元の別なブロ友さんの案内で歩いて参りました
 
道中記はまた後日になりますが
 
とっても癒されながらの道でのほのぼのたる思いを写真にしてみました
 
 
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まだまだ他にもイワタバコやユキノシタのこれからの花や
今が盛りのヒメシャガやカキドオシ、スミレなどの紫の花の群落に迎えられての
とってもとお~っても素敵な癒しの道歩きになりました