2015/10/12 (月)
畦ケ丸避難小屋でトイレをお借りしてついでに小屋の中を覗いたらとても綺麗だった
夏なら泊まれるかなぁ、熊が遊びに来たら面食らうやろなぁ(^^;
重たい荷物を少しでも減らそうとおにぎりを食べるが何だかブンブンブ~ンブ~ンと煩い
ぎぇっ! 黄色い大きな蜂や~~><;
騒がない、慌てない、と言っても内心穏やかならずそそくさと退散することにした
12:20 山中湖への道標をもう一度確認して今日のお宿のある箒沢目指して下山します
山頂でお話した男性がここからは山は見えないんですよと仰ってた
なんだ~残念と諦めて急な階段(木段)を下りかけると樹間から見えるではないか!!
急斜面で足場も悪いのでなかなか良い構図が得られないが
フジヤマが見えるのだ~~♪
まだまだ納得いかないけどきりがないから下ろう
するとこの天気の良いのにドド~ンと地鳴りの様な音が轟く
え?雷?首をかしげながら暫くすると
数機の戦闘機が空を横切って飛んで行った
あ~~そうか、ここは御殿場の自衛隊の基地が近いんだ
演習の音だったんだ
あ~びっくりした
一人でしゃべりながら下って行くと若い男性が下って来られたのでどうぞ~とまた道を譲る
こんな急坂をスタスタと降りて行かれる身の軽さが羨ましい
13:00 滝上峠まで下ってきた
丹沢の山道も崩壊が激しいようで東海自然歩道も迂回路となってしまったようだ
足に優しい雑木林のトラバースをズンズン下ります
この並びの丸太橋は苦手です
沢にはびっしりとミツマタの花が準備中
この橋は真ん中も端っこも渡りたくないよ~~
ダイジョウブ
ここはジャ~ンプで~~
小滝なら巻けば良いでしょ
右端というか橋の上は皆さん歩いてられないようですね
13:35 一軒家避難小屋
何だか中を覗く気にはなれなかった
だってね~こんな看板、鬼首沢と読めたけど(^^;
おまけに川に架かる橋はこんなだし
そんでもって足元にはこんな物体がウロウロ
あ~~びっくりしたなぁと足早に通り過ぎると
花園が開けた
崖にびっしりと満開で嬉しいのだが足場は気いつけなはれや~~!!
どうか降りきるまで崩れないでねと祈りながら重心を崖側に起きつつ下った
トラバース道が再び山に上がって下ると急カーブにロープ
勢い余って突っ込むと奈落の底だよ
マスキ嵐沢と読めるんですが昔からの沢の名前かな
随分古い看板です
このルートも木橋ばかり
おっとここは岩場の下り
滑りますから鎖に頼りましょうか
なんかちょっとした大杉谷みたいなスリルです(^^;
これって橋落ちてるよね~
沢が続きます
あれれ?
橋が完全に流されちゃってる
何処を渡ろうか~
う~~ん靴濡れるのはかなわんから脱いじゃおうか
ここが自然教室の係りの方が最後の橋が流れてしまってます
が、渡れますよと仰ってた場所だったのね
暫く渡れそうなところを探してモタモタしてたら
何と優しいお兄さまが両手を貸してくださいました
お蔭様で濡れることなく、靴を脱ぐことなく無事に向こう岸へワープ
ヤマメ釣れるといいね~~
おにいさん、ありがとうね(^^)
やれやれもう渡渉の心配はなさそうです
林道にやっと出ました
ホトトギス軍団がお疲れ様~と労ってくれます
14:40 大滝橋まで下ってきました
そのまま橋を渡って進むとキャンプ場だった
県道まで戻って車道を箒沢へとテクテク
トンネルを抜けて行きます
目の前に立派な巨木が見えてきました
国指定の天然記念杉
箒杉
樹の下に寄るとデカ過ぎてカメラに納まりきらないよ
箒杉の下の木陰から今日のお宿に予定より早く着いたけれど
お邪魔してよいか確認の電話をすると
若奥様が快い返事でいつでもどうぞと仰って下さった
足もヨレヨレでとにかく靴を脱ぎたいのでお言葉に甘えてお邪魔させて頂いた
15:10 お宿に着いて部屋でくつろぐ
16:00 お風呂が沸いたとのことで汗を流しに行く
まさかのハプニング
お風呂場に浴衣を用意してくださってたので
タオルもあるものと思って持たずに行っちゃった
確認しなかったワタシが悪い
さてタオル無しでいかにしてお風呂に入り上がったのでしょう(爆!)
今日の泊りはもう一方明日の登山の為の前泊の男性と二人
すれ違うことも無く食事も部屋食なので気楽に過ごした
18:00 夕食
もちろんご飯お代わり自由だったけど
大盛りだったんで十分でした
夜はうんと冷え込むかと思ったが意外にコタツも暖房も要らなかった
昼間に干して下さってたほかほか布団で眠れる幸せ
ありがたいことです
西丹沢の一日目が更けたのでした