あっちこっち歩いて楽しむおタケさん

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山に登ったかと思えばメタボな食事、お花、キノコ、いろいろ~

ふっと行きたくなった西丹沢へ~ (畦ケ丸避難小屋~滝上峠~大滝橋~箒沢)

2015-10-14 20:15:42 | 東海自然歩道歩き



2015/10/12 (月)

畦ケ丸避難小屋でトイレをお借りしてついでに小屋の中を覗いたらとても綺麗だった

夏なら泊まれるかなぁ、熊が遊びに来たら面食らうやろなぁ(^^;

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重たい荷物を少しでも減らそうとおにぎりを食べるが何だかブンブンブ~ンブ~ンと煩い
ぎぇっ! 黄色い大きな蜂や~~><;

騒がない、慌てない、と言っても内心穏やかならずそそくさと退散することにした

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12:20 山中湖への道標をもう一度確認して今日のお宿のある箒沢目指して下山します


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山頂でお話した男性がここからは山は見えないんですよと仰ってた
なんだ~残念と諦めて急な階段(木段)を下りかけると樹間から見えるではないか!!

急斜面で足場も悪いのでなかなか良い構図が得られないが
フジヤマが見えるのだ~~♪

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まだまだ納得いかないけどきりがないから下ろう

するとこの天気の良いのにドド~ンと地鳴りの様な音が轟く
え?雷?首をかしげながら暫くすると
数機の戦闘機が空を横切って飛んで行った
あ~~そうか、ここは御殿場の自衛隊の基地が近いんだ
演習の音だったんだ
あ~びっくりした

一人でしゃべりながら下って行くと若い男性が下って来られたのでどうぞ~とまた道を譲る
こんな急坂をスタスタと降りて行かれる身の軽さが羨ましい

13:00 滝上峠まで下ってきた

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丹沢の山道も崩壊が激しいようで東海自然歩道も迂回路となってしまったようだ

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足に優しい雑木林のトラバースをズンズン下ります

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この並びの丸太橋は苦手です

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沢にはびっしりとミツマタの花が準備中

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この橋は真ん中も端っこも渡りたくないよ~~

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ダイジョウブ

ここはジャ~ンプで~~

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小滝なら巻けば良いでしょ

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右端というか橋の上は皆さん歩いてられないようですね

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13:35 一軒家避難小屋
何だか中を覗く気にはなれなかった


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だってね~こんな看板、鬼首沢と読めたけど(^^;

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おまけに川に架かる橋はこんなだし

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そんでもって足元にはこんな物体がウロウロ


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あ~~びっくりしたなぁと足早に通り過ぎると
花園が開けた

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崖にびっしりと満開で嬉しいのだが足場は気いつけなはれや~~!!

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どうか降りきるまで崩れないでねと祈りながら重心を崖側に起きつつ下った

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トラバース道が再び山に上がって下ると急カーブにロープ
勢い余って突っ込むと奈落の底だよ

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マスキ嵐沢と読めるんですが昔からの沢の名前かな
随分古い看板です

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このルートも木橋ばかり

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おっとここは岩場の下り
滑りますから鎖に頼りましょうか
なんかちょっとした大杉谷みたいなスリルです(^^;



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これって橋落ちてるよね~

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沢が続きます

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あれれ?
橋が完全に流されちゃってる
何処を渡ろうか~
う~~ん靴濡れるのはかなわんから脱いじゃおうか

ここが自然教室の係りの方が最後の橋が流れてしまってます
が、渡れますよと仰ってた場所だったのね

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暫く渡れそうなところを探してモタモタしてたら
何と優しいお兄さまが両手を貸してくださいました
お蔭様で濡れることなく、靴を脱ぐことなく無事に向こう岸へワープ

ヤマメ釣れるといいね~~
おにいさん、ありがとうね(^^)

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やれやれもう渡渉の心配はなさそうです

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林道にやっと出ました

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ホトトギス軍団がお疲れ様~と労ってくれます


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14:40 大滝橋まで下ってきました

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そのまま橋を渡って進むとキャンプ場だった
県道まで戻って車道を箒沢へとテクテク
トンネルを抜けて行きます

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目の前に立派な巨木が見えてきました

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国指定の天然記念杉
箒杉

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樹の下に寄るとデカ過ぎてカメラに納まりきらないよ

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箒杉の下の木陰から今日のお宿に予定より早く着いたけれど
お邪魔してよいか確認の電話をすると
若奥様が快い返事でいつでもどうぞと仰って下さった

足もヨレヨレでとにかく靴を脱ぎたいのでお言葉に甘えてお邪魔させて頂いた



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15:10 お宿に着いて部屋でくつろぐ

16:00 お風呂が沸いたとのことで汗を流しに行く


まさかのハプニング
お風呂場に浴衣を用意してくださってたので
タオルもあるものと思って持たずに行っちゃった
確認しなかったワタシが悪い

さてタオル無しでいかにしてお風呂に入り上がったのでしょう(爆!)

今日の泊りはもう一方明日の登山の為の前泊の男性と二人
すれ違うことも無く食事も部屋食なので気楽に過ごした

18:00 夕食

もちろんご飯お代わり自由だったけど
大盛りだったんで十分でした


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夜はうんと冷え込むかと思ったが意外にコタツも暖房も要らなかった

昼間に干して下さってたほかほか布団で眠れる幸せ

ありがたいことです



西丹沢の一日目が更けたのでした





ふっと行きたくなった西丹沢へ~(西丹沢自然教室~善六ノタワ~畦ケ丸避難小屋)

2015-10-14 16:28:16 | 東海自然歩道歩き




2015/10/12 (月)

ある山ツアーに参加申し込みをしていたが催行人数に遠く及ばずツアーは敢え無く中止

休みを先取りしているので今更仕事にも出られないし

さぁて、近場の山に日帰りで3連ちゃんするか、ウムム・・・・

kuuさんに相談してみた

14日なら一緒出来るとのことだがそれでは遠征して行っても帰りのことがあるので
今回は単独で行動することにした

いろいろと候補を上げては消え
そうこうしてるうちに期日が迫って来たのでようやく決定

そうだ!! 東海自然歩道を歩いてこよう
一番の難コース丹沢越えに取り掛かってみよう
ということで夜行バスに乗ってやって来たのが小田急線新松田駅(神奈川県だよね?笑)


当然高速バスの中から昨日初冠雪した富士山のお姿も拝見していた
路線バスの中からも見ることが出来た

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バスが少し早く到着したので西丹沢自然教室行の路線バス 7:30発に上手く乗れた
これで行動時間が40分余裕ができた


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8:45 西丹沢自然教室に到着すると係りの方が登山届を書くようにと指導されていた
一応、東海自然歩道歩きだけれどもと言って書いて提出


殆どの方は登山で檜洞丸やら蛭ケ岳へと行かれる
畦ケ丸へと向かう方は先ず見受けない

8:55 係りの方に案内されてスタートした

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どこかの吊り橋とは全く違うね~、誰も居ないよ(^^;

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いい天気だ、水の流れも綺麗だよ

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直ぐに林になりキノコ発見!!
おっと今日はキノコさんはゴメンやけど無視するからね~~(^^;


大きな堰堤が滝の様で素晴らしいよ

その滝の横を急階段で堰堤越えだ

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西沢と出会うといきなり木橋出現


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次の浅瀬は飛び越えてオーケー

次々に木橋をピョンピョンと渡って行きます

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また大きな堰堤です
簾みたいで見事です

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一体幾つ越えたら沢が終わるのかしら?

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本棚沢出会いの分岐を右へ
棚とは滝の事のようです
丹沢でも最大級の滝があるようですが立ち寄ってる場合ではないので先へ急ぎます

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最後の木橋を渡ると沢が枯れてガレガレの岩場を登るようになりました

多分ここまで15は木橋があったと思います
中には二本繋がった長い橋もありました

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後から来られた男性二人に道を譲って着いて行きましょう

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ガレ場を過ぎて尾根の登りになると岩場にカワイイ花がうつむいて咲いてます

なんだろう? ツリガネニンジンに似てるけど

こっちはホタルブクロかな?

なんて写真撮ってる間に置いてけぼりになりました
おまけに後から来る男性陣にはどんどん抜かされます

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次々に急な崖や岩場にカワイイツリガネさんが出迎えてくれるので足は進みません

自然教室に案内があったイワシャジンの花ですね
ずっとヒメシャジンと思ってたので前回の「フジヤマとお花」にはそう書いてしました^^;

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たくさん、たぁくさん咲いてます♪

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リンドウもワタシだって紫で綺麗でしょうと言って上を向いてます

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ホトトギスも見事に登山道に色を添えてくれます

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野菊は種類が多過ぎて紫の綺麗どころさんだけUP(笑!)

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急登を花に語り掛け乍らスローな歩きで登って行きます
元気なファミリー急登のベンチで一服中
こんにちわ~と小学生くらいのお嬢ちゃんが元気で挨拶してくれます
こんにちは、しんどいね~
というと、しんどい?と笑ってます

ちょっと一息入れる平道で息を整えて休憩せずに進みます

せっかくしんどい思いをして登って来たのに一旦下ってまた登るようです

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ここでも男性にどうぞ~と道を譲る
単にゆっくり安全に歩きたいだけです

次の下りのザレザレの砂地をあっちこっちの笹藪やら鎖を頼りにへっぴり腰で漸く下ると
後ろから今度は逞しいおねえさんが走って下ってきました

スゴイ!と思ってその足さばきに見とれている間に階段をひょいひょいと登って行き
あっという間に見えなくなりましたーー;

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木段が続いて足の腿上げが辛いのなんの

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やっと登りきるとこれまたまたきゃわいい~キッコウハグマ

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何とか尾根に上がったのかなと歩いてると
10:50 善六のタワに到着
標高 1119m ほどだそうです
西丹沢自然教室付近は標高600mくらいとのことでしたのでやっと500mくらい登ったってことかな

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畦ケ丸まであと1.7㎞
平坦な道なら25分もあれば着きますがね~~

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少し進んだところにテーブルがあったのでリュックを降ろして休憩
リュックが重いのよね~~
今日の泊りで明日の着替えにお風呂上りに着る服とか
富士山初冠雪ということは寒い?
フリースに防寒ヤッケに毛糸の手袋、今日のお昼のおにぎりと二日分の行動食
水分がポットに500mℓのお湯とお茶、スポーツドリンク合わせて2.5ℓ
肩に食い込んできたわ~
皆さんは地元だからぺッシャンコのリュックです

休憩してなだらかに登るブナ林の道はまるで大峰の山の様です

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山頂へ近づくに連れて黄葉や紅い色が増えてきました

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前方のポッコリと丸い形の山容が畦ケ丸のようですよ

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もう少しですね~頑張るとしますか

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ところがどっこい
階段(木段)が待ち構えているではありませんかーー;

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そうなると一気にキノコと語りながら登るしかありません(笑)

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やっと~~のようです

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ブナのゲートを潜って行きます

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見覚えのあるケルン
ブログやパンフレットで見ていたので直ぐに判りました

11:45 畦ケ丸山頂 1293m 到着です


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登りで追い越して行かれた男性たちが三々五々お食事中でした

食事を済ませたお一人の方に記念に撮ってもらいましたよ


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そうそうこの分岐が山中湖から続いてる東海自然歩道が登ってきて合流するところ

本来ならこちらから登ってくるべきでしたが
何しろ長距離の登り、この避難小屋で泊る覚悟なら出来ないこともないのですが

足に自信がないのとやはり避難小屋に一人で泊るのも自信ありません
装備も持ってません

で今日の周回コースとなりました


畦ケ丸避難小屋にはトイレもあります

ここで昼食としましょう

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*** 避難小屋から下山へと続く ***