今年のメジャー第一戦、第71回マスターズ・ゴルフトーナメントも、3日目、決勝ラウンドに入ってきている。
まさにサバイバル、激闘が展開されている。
つい先程、スチュアート・アップルビーが17番ホールでトリプルをたたき、1アンダーパーから2オーバーパーに後退、ついにリーダーボードにアンダーパーの選手がいなくなってしまった。
タイガー・ウッズは、残念ながら、17番、18番を連続ボギーとし、今日のラウンドは結果的にパープレーであった。しかしながら、上位者がスコアーを崩していく中で、3オーバーパーを維持している。
トップも、ボーン・テイラーがボギーで2オーバーパーに後退し、従って、タイガーがトップから1打差のところに位置していることになる。
まさに、優勝を射程圏に捉えてきているポジションにいることになり、明日の最終日が面白そうである。
各選手のラウンド後のインタビューを聞いていると、今年のオーガスタは例年に比し非常に寒いようで、「寒さに悩まされた。明日もこのような天候条件を予測しなければならない」といったコメントになっている。
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明日は月曜日、週間単位の仕事始めの日である。しかし、早朝3時から中継放送が組まれており、最終日の激闘が見逃せない。
今年、オーガスタの女神が、誰に微笑むことになり、誰がグリーンジャケットを身に付けることになるのか。
昨年、マスターズの勝利を父親に報告できず、その約1ヶ月後に最愛の父親を失ったタイガーに勝ってもらいたいという気持ちはある。
しかし、それは、「オーガスタの女神のみぞ知る」世界なのかもしれない。