ウェザーコック風見鶏(VOICE FROM KOBE)

風の向くまま、気の向くままに……

“ネオ・クラシック”が象徴 2007年のNYトレンド

2007-12-13 07:56:25 | 文化・学術

 日経BP社のTRENDYnet Life Creative Site、L-Cruiseのコーナー、World Trend Watchのコーナー11月21日付記事で、「“ネオ・クラシック”が象徴 2007年のNYトレンド 」が紹介されている。
 記事は多少以前のものであるが、写真を追うだけでも楽しめる記事であり、写真の中に「最新のNew Yorkのトレンドを感じ取る」ことができるやもしれない。
 ちなみに、記事タイトルにリンクを張っておくので、興味のある方は記事自体をチェックしてみることをお勧めする。なお、記事は入澤 依里氏により投稿されているものである。

 また、入澤氏はニューヨークを拠点に活動するジャーナリストであるが、「ニューヨークの風」という名称のブログを公開している。
 フランスのニースで"KEISUKE MATSUSHIMA"というレストランのオーナーシェフとして活動する松嶋啓介氏のブログ"Messgae from Nice"であったり、海外を拠点に活動する日本人のブログも、訪れてみると楽しい。
 それぞれのブログ名称にリンクを張っておいたので訪れてみると良い。
 写真を中心に、記事の一部を引用する。

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 記事引用(写真を含む)
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隠れ家的空間で頂く、良質なる「スモール・フード」
   

 この数年、“スモール・プレート”と称する小皿料理を提供する店が増えてきた。ハイ・クオリティな食材を使った料理を、少しだけ頂くという食のスタイルが、ヘルシー嗜好のニューヨーカーに支持され、定着しつつある。

 …(中略)…

 今年1月、フレンチ・ジャパニーズ・レストランから、スシ中心のモダン・ジャパニーズ・レストランに生まれ変わった「sumile sushi modern japanese」。ここではNYにいながらにして、本格的な江戸前のスシを頂くことができる。さらに、アペタイザーとしてもアントレとしても楽しめるフレンチ・ベースのヘルシーなスモールプレートも人気だ。

 …(中略)…

 

 

 9月にオープンしたばかりの「grayz」は、かつてロックフェラー一族が所有していたタウンハウスを改装した隠れ家的レストラン。歴史的建造物に指定されている重厚な空間で、カジュアルにフィンガー・フードやスモール・プレートを頂くことができる粋なスタイルは、今年のレストラン業界に一石を投じた。しかも、予約制ではないので、いつでも訪れることができる気軽さが嬉しい。

 ここでは暖炉のあるリビング風の空間、椅子とテーブルの高さが程よいカウンター、オープン・キッチンを眺めながら食事ができるスペースなど、様々な店の表情を楽しむことができる。『セント・レジス』(マンハッタンの中心地、5番街にある高級ホテル)のメイン・ダイニングなどで名を馳せたスター・シェフ、グレイ・クンズ氏の料理は、どれも秀逸だ。

 

 

ウォール・ストリートにブランド・ショップが続々オープン!

 ニューヨーク証券取引所のあるウォール・ストリートに象徴されるフィナンシャル・ディストリクトでは、今、新たなムーブメントが巻き起こっている。

 

 ラグジュアリイ・ブランドのブティックが林立し、ストイックなイメージの街に彩を添えているのだ。同時多発テロが起こったワールド・トレードセンター跡地に程近いため、一時、このエリアの地価が暴落。以来、それほど値上がりしていないことも、開発の追い風になっている。さらに、金融業界で働くリッチ・ピープルが確実に存在するこのエリアでは、消費者のターゲットや商品が明確化できる利点もある。

 6月20日、エルメスが、先陣をきってこの地にオープンし話題になった。

 …(中略)…

ラグジュアリイ・コンドミニアムが建設ラッシュ

 さらに、フィナンシャル・ディストリクトは、今、コンドミニアムの建設ラッシュでもある。

 ウォール・ストリート沿いにオープンした「CIPRIANI CLUB RESIDENCES」は、NYとヴェニスに数々の高級イタリアン「CIPRIANI」を経営するジョゼッペ・チプリアーニが昔ながらの建造物を買収し、コンドミニアムとして昨年夏より売り出した物件。気になる値段だが、106室ある中、一番小規模と言われる60平米のワンルームで100万ドル相当とかなり高い。

 …(中略)…

 一方、ハリウッドの「STANDARD HOTEL」やNYの「HOTEL QT」などを手掛け、次世代を担うホテル王として注目されているアンドレ・バラスが、コンドミニアム・ビジネスにも進出し、このエリアにモダンでラグジュアリイなライフ・スタイルを提案している。現在建築中の「The William Beaver House」は47階建ての趣のある建物で、320もの部屋がある。館内には、24時間対応コンシェルジュから、ガラス貼りのプール、映写室、ラウンジ・バー、スカッシュ・コート、屋内ドッグランまである。

 …(中略)…

 

 
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 私も良く楽しませてもらっているが、写真を追っていくだけでも楽しめる記事であるように感じる。。。
 今回の記事に関しては、最後の写真、夕日を浴びていると思われるニューヨークの全景を示す写真が気に入った。
 あるいは、対岸はニュージャージーか。。。
 Written by Tatsuro Satoh on 13th Dec., 2007

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