ウェザーコック風見鶏(VOICE FROM KOBE)

風の向くまま、気の向くままに……

パリのクリスマス

2007-12-15 07:25:58 | 文化・学術

 日経BP社のTRENDYnet Life Creative Site、L-Cruiseのコーナー、World Trend Watchのコーナー12月12日付記事で、「パリのクリスマスの楽しみ方」が紹介されている。
 記事は、写真を追うだけでも楽しめる記事であり、写真の中に「パリのクリスマス」を感じ取ることができ、楽しめるやも知れない。。。
 ちなみに、記事タイトルにリンクを張っておくので、興味のある方は記事自体をチェックしてみることをお勧めする。なお、記事は粟野真理子氏により投稿されているものである。
 記事の全文も面白いので、是非チェックしてみることをお勧めする。

 粟野氏は、「パリ在住ジャーナリスト。パリに長年暮らし、モードやインテリア、フード関係のルポルタージュやフランスの地方旅、ヨーロッパやモロッコ、チュニジアなどの旅取材と記事の仕事をこなす。日本の女性誌を中心に執筆活動中。最近は、フランスの地方の魅力の虜になっている」とのことである。
 テレビでみたり、このようなニュース記事を見ると、世界に羽ばたいて色々な国で活躍している人が一杯いることを感じる。
 また、そのような人たちがそれぞれ活躍し、各自が「満足できる、納得のいく人生」を送ってもらいたいものだと考え、そうであることを期待したい。
 なお、記事の中で面白いと思ったのは、「地球温暖化を考慮して省エネ型のイルミネーション」を取り入れたとの点である。
 記事を引用しておく。

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 記事引用(写真を含む)
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 …(前略)…

煌めくイルミネーション

 今年いちばんの人気は、シャンゼリゼ大通りのイルミネーション。例年通り、凱旋門からコンコルド広場を結ぶ大通りに、等間隔に植えられた裸木にイルミネーションが取り付けられた。今年は史上初の省エネ型の電飾が用いられた。ブルーのライトで、光が流れ星のように瞬き、昨年までのイルミネーションを知っている人でもちょっと感動する美しさだ。

 …(中略)…

 
 シャンゼリゼのクリスマスイルミネーション(省エネ型)

 デコレーションで競い合うのは、パリの2大デパートのプランタンとギャラリー・ラファイエット。プランタンの今年のクリスマスのテーマは、北欧。
 …(中略)…
 ここは子供たちの人気の的となっている。
 一方、ギャラリー・ラファイエットのテーマは輝くクリスマス。昨年に引き続き、建物全体をレースのようなイルミネーションが覆う。 

 
 プランタンのショーウィンドー・テーマは北欧

クリスマス準備の人で大混雑

 
  デパート街の飾りつけ

 街がクリスマスの飾り付けで華やかになると、パリジャンはクリスマスの準備に追われる。準備の大半は、クリスマスのプレゼント探しだ。人々は11月頃から週末を利用して、ゆっくりプレゼント探しに出かける。

 …(中略)…

 フランスの新聞、ル・モンドの調査によると、フランス人のクリスマスに使う支出予定額は、平均約560ユーロ(約93,240円)で、内313ユーロ(約52,115円)がプレゼント代だという。

 …(中略)…

花屋やスーパーにモミの木が並ぶ
 
 モミの木の飾り

 この時期、街の各所では、マルシェ・ド・ノエルと呼ばれるマーケットがオープン。クリスマスにちなんだツリー用のオーナメントや食べ物、お菓子などを販売している。そして花屋の店先には、クリスマスツリー用の本物のモミの木(サパン)が大小並んで売られており、街全体がクリスマス一色になり、見て歩くだけでも面白い。

 …(中略)…

 
 ギャラリー・ラファイエットの豪華なイルミネーション

家族でプレゼント交換

 
 レストランのツリー

 そして、クリスマス・イヴ。自宅のツリーの下にプレゼントを並べ、クリスマス・ディナーをとる。シャンパンを開け、前菜に生ガキやフォワグラ、サーモン、エビ、メインは七面鳥などの豪華なごちそうを食べるのが習慣となっている。デザートはもちろんフランスの伝統的な薪の形をしたクリスマスケーキ、ビュシュ・ド・ノエルだ。

 そして、家族同士でプレゼント交換をし合い、聖夜を過ごす。子供たちにとってクリスマスは一年で一番楽しい日となる。また、深夜に教会のミサに出かける人もいる。各教会や聖堂ではキリストの絵やモミの木が飾られている。

 …(後略)…
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 Written by Tatsuro Satoh on 15th Dec., 2007


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