ウェザーコック風見鶏(VOICE FROM KOBE)

風の向くまま、気の向くままに……

窪田空穂と不思議な人間関係

2007-01-30 08:36:15 | 文化・学術
 1月28日日曜日、第15回FNSドキュメンタリー大賞を受賞した「われに短歌ありき」が放送されているのを見た。  ドキュメンタリーの内容は、「歌人窪田空穂と毎日歌壇を通じて応募してくる東京拘置所に収監されている死刑囚との間に『短歌を通じた人間関係』ができ . . . 本文を読む

「画一的教育」から「創造性豊かな個の教育へ」

2007-01-29 08:44:46 | 文化・学術
 江崎玲於奈氏が、当時の小渕首相から「教育改革国民会議」の座長を指名されたときのくだりについて、今日の日本経済新聞の「私の履歴書」で触れている。  その内容は、「日本のような先進国ではIT(情報技術)の発展により、第二次産業から多様化した第三次産業に移っており、…(中略)… . . . 本文を読む

オスロからの電話

2007-01-28 10:39:27 | 日記(家族)
 昨夜11時頃(現地ローカルタイム午後3時頃)、オスロにいる長女から電話があり、家内と次女が対応していた。  元気にしているようで、安堵している。  オスロも、モスクワ等と同じで、暖冬で暖かかったようであるが、今は寒波に見舞われ、戸外温度はマイナス15度程度とのことで、氷結して解けない雪 . . . 本文を読む

「アメリカンドリーム」と「ジャパニーズドリーム」

2007-01-27 11:24:15 | 文化・学術
 江崎玲於奈氏は、日本における「エザキダイオード」という輝かしい研究成果が世界に認められ、アメリカに渡り、IBMの研究所でさらに研究を積み重ね、IBM研究所在職中の、1973年にノーベル賞を受賞した。  アメリカに渡った当時、「頭脳の海外流出」と新聞紙上をにぎわし、5年ほどして日本に帰国した際、「いつ日本に戻るのか」と記者から質問を受けたとのこと。 . . . 本文を読む

「組織化された混沌」ということ

2007-01-26 08:57:12 | 文化・学術
 江崎玲於奈氏が日本経済新聞の最終面、1月26日付「私の履歴書」の欄で、「組織化された混沌」という言葉を取り上げている。    江崎氏は、「素晴らしい発明、発見が生まれるのはどのような研究環境か?」との問いに対して、この「組織化された混沌」という答えを出している。 . . . 本文を読む

ワイン博士のK氏 =酒の関わる話=

2007-01-25 08:48:58 | 日記(家族)
 私も、アルチュウではないが、酒・タバコと縁が切れない部類の人間である。家族からは、「タバコを止めなさい」と諭されており、また、現在の上司・同僚から、あるいは、医者からも「休肝日」を設定し、肝臓を休めるべきであると忠告されている。  しかし、タバコはもちろんのこと、酒についても365日口にしている。 . . . 本文を読む

日経WAGA MAGA「ベンチャーウィスキーの快挙」とのニュース

2007-01-24 12:51:40 | 文化・学術
 日経WAGA MAGAで、「ベンチャーウィスキーの快挙」と題して、「ウィスキーの本場、英国の権威ある専門誌『ウィスキーマガジン』が開いたジャパニーズモルト特集でベンチャーウィスキー(埼玉県秩父市)のシングルモルトウィスキー『イチローズ・モルト』シリーズが最高得点を獲得し」、「国際的評価も高まっている」とのニュースに接した。 . . . 本文を読む

「『脱しがらみ』に軍配」との新聞記事

2007-01-23 08:58:14 | 政治・社会・経済
 宮崎県の「官製談合事件の出直し選挙」で、東国原(ひがしこくばる)英夫<そのまんま東>氏が当選したとのこと。  「『脱しがらみ』に軍配」との新聞評はまさに当を得ているのかもしれない。  佐々木信夫中央大大学院教授も、「宮崎県はこれまで『保守王国』とされてきたが、 . . . 本文を読む

安居良基氏の「珍地名巡り」

2007-01-22 08:43:13 | 文化・学術
 江崎玲於奈氏の「私の履歴書」、日本経済新聞最終面の1月19日の記事で、「文化」欄で、安居良基氏の「次はどの珍地名巡ろうか」の記事も爆笑物であった。  安居氏は、高校の地理のテストで、回答に困り無回答を避けるため「エロマンガ島」と回答したところ、 . . . 本文を読む

江崎玲於奈氏 =日本経済新聞「私の履歴書」から=

2007-01-21 08:14:01 | 文化・学術
 1958年6月、ブリュッセルでの国際会議で、江崎氏は成果を発表するチャンスを得たとのことである。  会議への出席に向け、江崎氏は、「ともかく、欧州まで30時間にも及ぶ飛行機旅行、欧米でのホテル生活、会議での講演や研究者たちの英語での交流と、どれをとっても私には初めてのものばかり。心は踊るが不安であった」と記している。 . . . 本文を読む

阪神淡路大震災の記憶 =その6=

2007-01-20 06:54:31 | 阪神淡路大震災/震災関連
 「阪神淡路大震災の記憶」を閉じるに当たり、今でも大切に保存している(PC保存であるが…)ひとつの寄稿文を紹介したい。  それは、1995年1月25日神戸新聞朝刊一面トップに掲載された、陳舜臣さんという台湾生まれで神戸東灘区(?)に在住の作家の「神戸よ」と題する寄稿文である。  ======  神戸よ  ======  我が愛する神戸のまちが、壊滅に瀕するのを、私は不幸にして三たび、この目で見た。 . . . 本文を読む

阪神淡路大震災の記憶 =その5=

2007-01-19 12:53:30 | 阪神淡路大震災/震災関連
 1995年1月23日、地震後の初出勤。  出社しても、それほど仕事に傾注できるわけではなく、周辺への挨拶、地震の話題でもちきりという状況。その際に、通勤は可能であるものの自宅に帰ると風呂が焚けないため、風呂道具持参でリュックサックで通勤し、退社時大阪市内の銭湯で一風呂浴びてから帰宅しているという話がそこかしこから聞こえてきた。  午後3時には、帰りの交通の便が気にかかるため、早々に退社させても . . . 本文を読む