尾瀬ヶ原湿原 専門ガイドさんが 立ち止まって色々 教えてくださいます 尾瀬には約900種もの植物が生育しています ミズバショウやミツガシワなどが生える浅い水溜りや川周辺の 常に水湿がある所は「低層湿原」と言い 水中では 水温が低いこともあり 植物の遺骸は分解されにくく 溜まっていき 徐々に水深が浅くなると ミズゴケが生育し 水面を覆うように成長し 今まで水に浸かっていた所が 水面よりも盛り上がり 「高層湿原」となる 尾瀬ヶ原の湿原の地下には 約9000年かけて約5mの厚さで 植物の遺骸が堆積し 5mもの厚みで地盤と完全に遮断されて ミネラル分が不足し ナガバノモウセンゴケやコタヌキモのような 「食虫植物」が多く成育し 栄養分を多量に必要とする高木類は 泥炭の地盤の脆弱さとともに 生育できない ・・・ ということです ![]() 尾瀬の花々 エンレイソウ・ミヤマエンレイソウ・シラネアオイ ニリンソウは 湿原に入る前の 木道沿いに 生育していました ![]() ![]() カッコウの鳴き声が爽やかに心地よく響き 終始ウグイスが未完の調べを奏でます ![]() ![]() 16:30頃の 尾瀬沼 この尾瀬沼を見守るように 平野長蔵 (→クリックして戻るでこの画面へ) 尾瀬の歴史 さん 長英さん 長靖さん 3代のお墓が 少し小高い所にあります ![]() 16:50 宿泊所の尾瀬沼ヒュッテに到着 山小屋としては設備が整い 個室で気兼ねなく休めました ![]() 14日 早朝5時の尾瀬沼 ![]() 6:30 出発 小雨の中を 大清水まで 7.5km 至る所の木道に残雪 春まだ浅きの山道です ![]() 10:20 到着 麓は日差しがあり晴れ間も・・・ 2日間で26.3km 64000歩のウオーキングでした 10:30 バスで沼田→金沢 サンダーバード→新大阪 新幹線→岡山・広島・山口へ 福井県の敦賀辺りの杉林は 綺麗に間伐が行き届いて 山林保全が なされていました 今回の○○旅行の ”遥かな尾瀬大自然紀行3日間”の旅は 女性のみのツアーではなくて ご夫婦・女性のグループ・一人旅の方と 4県に またがる大勢の参加者でした ![]() 国立公園として 大切に守られています 何時までも美しい自然を残したいですね |