ザ・ショートタイム

時折々に見た事、感じた事を
書き留める・・・そんなひと時

尾瀬の花々・尾瀬沼

2011-06-23 00:05:00 | 花便り


尾瀬ヶ原湿原

専門ガイドさんが 立ち止まって色々 教えてくださいます

尾瀬には約900種もの植物が生育しています
ミズバショウやミツガシワなどが生える浅い水溜りや川周辺の
常に水湿がある所は「低層湿原」と言い
水中では 水温が低いこともあり 植物の遺骸は分解されにくく
溜まっていき 徐々に水深が浅くなると ミズゴケが生育し
水面を覆うように成長し 今まで水に浸かっていた所が
水面よりも盛り上がり 「高層湿原」となる
尾瀬ヶ原の湿原の地下には 約9000年かけて約5mの厚さで
植物の遺骸が堆積し  5mもの厚みで地盤と完全に遮断されて
ミネラル分が不足し  ナガバノモウセンゴケやコタヌキモのような
「食虫植物」が多く成育し 栄養分を多量に必要とする高木類は
泥炭の地盤の脆弱さとともに 生育できない ・・・ ということです








尾瀬の花々


エンレイソウ・ミヤマエンレイソウ・シラネアオイ ニリンソウは 
     湿原に入る前の 木道沿いに 生育していました















カッコウの鳴き声が爽やかに心地よく響き 終始ウグイスが未完の調べを奏でます















16:30頃の 尾瀬沼 

この尾瀬沼を見守るように 平野長蔵 (→クリックして戻るでこの画面へ) 尾瀬の歴史 さん
長英さん 長靖さん 3代のお墓が 少し小高い所にあります









16:50 宿泊所の尾瀬沼ヒュッテに到着 
山小屋としては設備が整い 個室で気兼ねなく休めました








14日 早朝5時の尾瀬沼








6:30 出発 小雨の中を 大清水まで 7.5km
至る所の木道に残雪 春まだ浅きの山道です








10:20 到着 麓は日差しがあり晴れ間も・・・
2日間で26.3km 64000歩のウオーキングでした


10:30 バスで沼田→金沢 サンダーバード→新大阪 新幹線→岡山・広島・山口へ 
  
福井県の敦賀辺りの杉林は 綺麗に間伐が行き届いて
山林保全が なされていました

今回の○○旅行の ”遥かな尾瀬大自然紀行3日間”の旅は
女性のみのツアーではなくて ご夫婦・女性のグループ・一人旅の方と
4県に またがる大勢の参加者でした 


幾度と無く開発の手が忍び寄った 尾瀬ですが
国立公園として 大切に守られています
何時までも美しい自然を残したいですね