世間より少し いやだいぶん遅れている
老シーラカンスです。

田舎の公民館に貼ってあった 健口体操
頼りにされるうちが花 と全国の皆様に励まされ 単純な家政婦は
世の中そんなものか と納得し 朝早くから3日目のお弁当作りです。
今日は天気も良く 決勝ラウンドに入り 増々熱戦が期待されます。
本日は 午後 近くの公民館で 3時間におよぶAEDの講習会があります。
事前に夫が 出席に○をつけて出したため 妻が行かなければなりません。
「 オレ 行く予定じゃったけんど うんと忙しい ほんならよろしゅうに 」
お決まりのセリフを残し 極楽トンボは カシオオープンへ飛びました。
家政婦は娘宅に行き 洗濯機を開けてみると 汚れ物がたまっています。
まじめで忠実 人柄もまあまあの人物なれど 頭が少~し弱いという欠点を持つ
家政婦は この洗濯機はとても使いこなせず
ゴミ袋はどこにあるのやら不明のため また自宅にもどり ゴミ袋を持って雇い主宅へ‥‥
無表情ではとても勤まらず もぉ~ が連続の家政婦はとっても忙しいんだよ。
結局 家政婦宅で洗濯され 干し終り あれっ! 今朝は何しに行ったのか?
そうよそうよ 観葉植物に水をやりに行ったではないか! と思い出し
もう1度行き水やりです。
救いはひとつ 夜 昔の仲間と 洋食フルコースやらの予定があり これは極楽トンボも一緒のため
カシオを出るときtel入れるように言ってあるが これも頭に少~し欠点のあるトンボゆえ
果たして覚えているのか?
まあええ 美容院に行くひまもない家政婦は 今夜 久しぶりに会うメンバーの
顔を頭に浮かべながら 自宅で白髪染めをするのでありました。
朝早く目がさめた妻は ご飯を炊き お弁当を作ります。
カシオオープン初日の昨日は 朝 急に 「 弁当を作ってくれ 」
と夫に言われ 「 なんぞ 売りゆうろう? 」 と聞けば
「 高いばあでまずい 」 とのことで 急きょ卵焼きとチクワを切っただけの
おにぎり弁当を持たせたのです。
あれでは肩身も狭かろう と優しい妻は 昨日より少しマシなお弁当作りです。
娘に 飛行場へは9時に出発 と言ってあったので 少し前に娘宅に行きました。
おおーー! と足の踏み場もなく散らかした部屋で 娘婿はまだカバンに詰めており
娘は 上着のボタンつけをしています。
なんで昨日のうちにやっておかん! と母のカミナリです。
やっとカバンの蓋が閉まり 15分遅れで出発し飛行場へ着きました。
やさしい妻は やさしい母でもあり 「 少ないけんどお餞別よ 」
と年金暮らしには 決して少なくないお小遣いを2人は受け取り
母が決して選ばないであろう インドへと まず成田まで飛びました。
その足で 以前住んでいた村へいきました。
ここで 先に来ていた夫と合流です。
今日は この村の 氏神様の秋祭りです。
道ぶちの小さなほこらの神社は 毎年 11月23日に祭礼を行い
筋の神様 とのことで 遠くからも筋の痛い人のお参りがあります。
神社前にテントを張り お参りの方々に お茶とお菓子のお接待をするのは
若いころから婦人会の役目でした。
若者は順番に村を出ていき 60代の私たちがいつまでも若者の村は
神官さんが来られて 祝詞をあげられ 降りだした小雨の中を テントを畳んでお終いです。
夫は お参りが済むと 「 あと片づけは女房がしますので 何でも言いつけてください 」
と村の衆にあいさつをし 雨の中をカシオオープンへと消えました。
皆 それぞれに 「 ほんならよろしゅうに 」 と用事を母ちゃんに押しつけ
好き放題です。
あんたらぁ 今日がなんの日か知っちゅうかね!
母ちゃんの 勤労に 感謝 する日 だよ !!
下からのモミジもきれいです。
カシオオープン初日です。
朝早くから 夫はフンフ~ンと鼻歌を唄い とてもご機嫌です。
妻は 簡単なお弁当をもたせ やれやれ 本日のお昼は
作るによ~ばん とこれもご機嫌です。
小雨の中を鼻歌で 夫は出かけていきました。
本日は プールのマスターズを 1時間だけ受ける予定で
帰ってからは 撮りだめのビデオを見たい と思っておりましたが
そうはいきません。
明日から 娘夫婦が インドに8日間旅行する予定で
我が家の押し入れに置いた 旅行カバンを下ろし 娘宅に持っていきました。
留守の間の こまごまとした用事を 家政婦は聞いておかなければなりません。
植物の水やり 生ゴミの日に出す分 プラの日に出す分
宅配ボックスの暗証番号 ええと~~それから‥‥
昨日 食べたものさえ覚えておらぬ家政婦は
「 紙に書いて わかるようにちゃんと書いて! 」
と言い渡し帰ってきました。
家政婦は 明日の龍馬空港までの運転手もしなければならず
とっても忙しいんだよ。
ええねぇ 父ちゃん カシオに行けて と思っていたところへ
ギャラリーのお帰りです。
オレは ミーハーではない! 遼君にはついて行かない!
と言ったことはすっかり忘れたようで 遼君の小山のようなギャラリーと
動いたとのことです。
朝 これをお使いください と渡された
お静かに!
STOP! は裏面に印刷された手袋を持ち帰りました。
この手袋をもらったマダムは 「 お兄さん もうひとつちょうだい 」
と係員に言い 「 おひとり様 ひとつです 」 と断られていたとのこと。
このマダムは 「 おみやげにしよう 」 と言い カバンに入れたそうです。
選手がプレーに入ったとき お静かに! の手袋をあげたのは自分だけだった
と夫は言い 他の男性は 手にははめるが 恥ずかしそうであげない とのことです。
「 オレ ゴミ拾いで度胸がついたのか? 」
との自己分析で 遼君が14番で1m足らずのバーディを外したとき
「 オレの方がよっぽど上手い 」
とこれも妙な自信をつけ 手袋を腰にぶら下げ帰ってきたのであります。
色づいたモミジの段は 椿の段 でもあり
春になれば 各種 椿が咲きます。
椿 とひとくちに言っても こんなに種類があるんですねぇ。
竹林寺 五重塔
お地蔵さまは おだやかに微笑んでおられました
竹林寺参道
古木の貫禄
まだまだと思っていたところ ここ2-3日で
五台山の紅葉が見ごろになりました。
下の段の駐車場から 展望台に抜ける細い道に
モミジの林があり 今が1番と思えます。
竹林寺の境内には 三脚を立てたカメラマンが何人かおり
陽の光を気にしながら 写真を撮っておりました。
そのわきで デジカメでパチパチ撮っていると
ベレー帽のカメラ紳士が
「 ねえさん そのカメラじゃあ あんまりええ写真は撮れんねえ 」
とのことです。
紳士の とっても高そうな カメラをのぞかせてもらいました。
う~ん あんまり変わらんと思うがねぇ
と思ったけれど
「 いいカメラは やはり違いますねえ 」
と口がしゃべりました。
本日気づいたことは モミジや桜 椿もそうですが
太い幹に 苔やノキシノブが生えている 古木の
紅葉や花は やはり 貫禄と風情があり
これよ これよ! 人間も これよ!
と古木は自己流分析で 帰ってきたのであります。