
朝早く目がさめた妻は ご飯を炊き お弁当を作ります。
カシオオープン初日の昨日は 朝 急に 「 弁当を作ってくれ 」
と夫に言われ 「 なんぞ 売りゆうろう? 」 と聞けば
「 高いばあでまずい 」 とのことで 急きょ卵焼きとチクワを切っただけの
おにぎり弁当を持たせたのです。
あれでは肩身も狭かろう と優しい妻は 昨日より少しマシなお弁当作りです。
娘に 飛行場へは9時に出発 と言ってあったので 少し前に娘宅に行きました。
おおーー! と足の踏み場もなく散らかした部屋で 娘婿はまだカバンに詰めており
娘は 上着のボタンつけをしています。
なんで昨日のうちにやっておかん! と母のカミナリです。
やっとカバンの蓋が閉まり 15分遅れで出発し飛行場へ着きました。
やさしい妻は やさしい母でもあり 「 少ないけんどお餞別よ 」
と年金暮らしには 決して少なくないお小遣いを2人は受け取り
母が決して選ばないであろう インドへと まず成田まで飛びました。
その足で 以前住んでいた村へいきました。
ここで 先に来ていた夫と合流です。
今日は この村の 氏神様の秋祭りです。
道ぶちの小さなほこらの神社は 毎年 11月23日に祭礼を行い
筋の神様 とのことで 遠くからも筋の痛い人のお参りがあります。
神社前にテントを張り お参りの方々に お茶とお菓子のお接待をするのは
若いころから婦人会の役目でした。
若者は順番に村を出ていき 60代の私たちがいつまでも若者の村は
神官さんが来られて 祝詞をあげられ 降りだした小雨の中を テントを畳んでお終いです。
夫は お参りが済むと 「 あと片づけは女房がしますので 何でも言いつけてください 」
と村の衆にあいさつをし 雨の中をカシオオープンへと消えました。
皆 それぞれに 「 ほんならよろしゅうに 」 と用事を母ちゃんに押しつけ
好き放題です。
あんたらぁ 今日がなんの日か知っちゅうかね!
母ちゃんの 勤労に 感謝 する日 だよ !!

下からのモミジもきれいです。