ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「白い肌の異常な夜」/「ビガイルド 欲望のめざめ」

2019年03月17日 | 比較レビュー映画
1971年公開、今年2月公開の映画の紹介です

共に、原作がトーマス・カリナンの小説「The Beguiled」の、サスペンス映画です。





南北戦争のさ中のバージニア州。
少女のエイミーはキノコを狩りながら、負傷した敵の北軍兵士を見つけます。
男性はジョン・マクバニー伍長と名乗り、エイミーは支えながら女子寄宿学園へ連れて行きます。
この学園では、園長のマーサの他、教師と生徒など7人の女性が生活しています。
マーサは、キリスト教の教えにより、回復するまでジョンの面倒を見ることを決めます。
徐々に回復し、ジョンが食事を共にするようになると女性たちは綺麗に着飾るようになるのです。
ある日ジョンは、教師のエドウィナに好きだと告げ、部屋で待つよう話すのです。
部屋で待つエドウィナは、来ないジョンの様子を見に行くと生徒のアリシアと一緒でした。
エドウィナは怒り、言い訳するジョンを階段から突き落としてしまうのです。
ジョンの回復しかけた足は複雑骨折してしまいます。
壊死が始まっている為、マーサは切断を決意し、解剖の本を持ってくるよう生徒に言うのです。

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原題の『The Beguiled』は、騙す. 気を紛らわせる. 魅了する、などの意味があります。

「白い肌の異常な夜」

監督はドン・シーゲル。
主演・出演はクリント・イーストウッド、ジェラルディン・ペイジ、エリザベス・ハートマン、ジョー・アン・ハリス。

始まりは戦争の画像と音声が流れ、作中にも戦争のシーンが少しあります。
学園には黒人の世話係がいて、北軍のジョンは奴隷制度について世話係と話すシーンがあります。
因みにこの時のクリント・イーストウッドは40歳です。

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「ビガイルド 欲望のめざめ」

監督はソフィア・コッポラ。
主演・出演はコリン・ファレル、ニコール・キッドマン、キルステン・ダンスト、エル・ファニング。

カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞しています。
リメイクではなく、女性の視点から映画化したんですね。

クリント版 ↓




二コール版 ↓





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