「ブロークバック・マウンテン」

2006年公開の映画の紹介です

監督は、アン・リー。
E・アニー・プルーの同名の短編小説が原作の、ロマンス・ドラマ映画です。
主演・出演は、ヒース・レジャー、ジェイク・ギレンホール、ミシェル・ウィリアムズ、アン・ハサウェイ。

1963年。ワイオミング州、シグナル。
同じ二十歳の若者、ジャックとイニスは季節労働の事務所を訪ね、森林局が指定する野営地、ブロークバック・マウンテンで羊の放牧の仕事を任されます。
ジャックはこの仕事は2年目で、イニスは結婚を控えているとぎこちなく会話を始めます。
数週間たって気心が知れた頃、酔ったイニスは羊の放牧に戻れなくなり一晩明かすことにします。
焚き火を禁止されている為、外で毛布にくるまりながら震えるイニスにジャックはテントに入るよう話し、その後2人は関係を持ってしまうのです。
お互いゲイではないと話しながらも関係は続き、放牧を終える日をむかえます。
「いずれまた」
特に約束もしないで別れた後、イニスは言いようのない悲しみにおそわれるのでした。
4年後、結婚して2人の娘と暮らすイニスは妻・アルマから、
「ジャックという人から葉書がきている」
と話されます。
イニスは「会える」という返事をジャックに送り、訪問の日は落ち着かなくジャックを待っています。
車から降りるジャックの姿にイニスは外へ飛び出し、建物の影で2人は抱擁し合うのです。
ところが外を覗いたアルマは、その姿を見てしまうのでした・・・

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この映画は、ヴェネツィア国際映画祭で「金獅子賞」を受賞、
ゴールデングローブ賞では、「作品賞（ドラマ部門）」「監督賞」「脚本賞」「主題歌賞」を受賞、
アカデミー賞では「監督賞」「脚色賞」「作曲賞」を受賞、
「作品賞」「主演男優賞/ヒース・レジャー」「助演男優賞/ジェイク・ギレンホール」「助演女優賞/ミシェル・ウィリアムズ」「撮影賞」のノミネートがあります。

イニス役は、故、ヒース・レジャー。
28歳の時、睡眠薬などの急性薬物中毒で急死しています。
その後、｢ダークナイト｣(2008)でアカデミー助演男優賞を受賞しているんですね。
撮影途中の｢Dr.パルナサスの鏡｣(2010)では、ヒース・レジャーのトニー役を親交のあったジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルの3人が別世界にトリップしたトニーを演じています。
『マッドマックス』シリーズの4作目ではキャスティングの話もあったとか。
他、｢パトリオット｣(2000)、｢ブラザーズ・グリム｣(2005)などの出演があります。

皆さま、お立ち寄りありがとうございます
どのシーンのスナップも落とせず、たくさんになってしまいましたん