「ジャッジ 裁かれる判事」

2015年公開の映画の紹介です

監督は、デヴィッド・ドブキン。
法廷・ドラマ映画です。
主演・出演は、ロバート・ダウニー・Jr、ロバート・デュヴァル、ヴェラ・ファーミガ、ビリー・ボブ・ソーントン。

ヘンリー・パーマーはシカゴの弁護士で、順調な生活を送っていました。
ある日ヘンリーは兄・グレンから母の死の知らせを受け、仲たがいしていた家族の元に帰ります。
しかし久しぶりにもかかわらず、地元の判事でもある父・ジョセフは相変わらず他人行儀です。
家族や昔の仲間と会い、懐かしい小道を自転車で走ったり、昔をしのんだヘンリーは帰途に就き飛行機に乗ります。
すると、グレンから電話があり、ジョセフが殺人容疑で取り調べ中であることをヘンリーは知ります。
帰途直前に目にしたジョセフの車の傷も気になっていて、ヘンリーは実家に戻ります。
ジョセフの容疑は、以前ジョセフが拘留させた男性をひき逃げしたことでした。
ジョセフは地元の新米弁護士に弁護を依頼しますが、経験不足のため立場が悪くなるばかりです。
ヘンリーは見ていられず、父の弁護を引き受ける事を決め俊敏な行動を始めるのです・・・

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この映画で、アカデミー賞助演男優賞/ロバート・デュヴァルに“史上最年長”ノミネートがあります。

初共演にして“犬猿”の父子役を演じたふたりのロバート。
感想は、
ダウニー「なりきったよ！！」
デュバル「パーフェクトなキャスティングだった」

デュバルがダウニーの年齢の頃は『地獄の黙示録』の出演あたり。
ダウニーへのアドバイスを聞かれデュバルは、
「今の素晴らしい役者は我々から学んだかも。でも我々も若い役者から学んでいる」
とても謙虚です。

ジョセフ役は、今年91歳のロバート・デュヴァル。
「テンダー・マーシー」(1983制作・劇場未公開)では、アカデミー賞主演男優賞を受賞しています。
「ゴッドファーザー」(1972)、「地獄の黙示録」(1980)など、7つののアカデミー賞ノミネートがあります。
他、「勇気ある追跡」(1969)、「M★A★S★H マッシュ」(1970)、「シノーラ」(1972)、
「告白」(1982)、「ディープ・インパクト」(1998)、「ラッキー・ユー」(2007)など、たくさんの出演、主演作品があります。

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普通人役のダウニーも、やはりお気に入りでございます