新. _ 植 物 紀 ・ s e e d .

復活、新植物紀!!

何故、復活するのか。

2018-08-18 14:36:40 | xenophyta
復活草という植物。

メキシコ産のイワヒバがそんな風に呼ばれていた。もの珍しさに2回チャレンジしたが、復活しなかった。普通に日本のイワヒバで良いんじゃないかと思う。

以来、復活草に対する情熱は鎮火。

それが…である。1度枯れた葉が復活する植物があるという。あまりに驚異的で信じられず、ここ二日ばかりネット漬け。

動画にも出くわしたが、これはマユツバもの。草が枯れる様子を録画し、逆再生しているかもしれない。

しかし、もし、これが真実だとしたらすごくないか…?

枯死からの復活。枯葉が緑を取り戻す。
この植物から遺伝子を取り出し、他の植物の遺伝子に組み込む。たとえば、干ばつで枯れない小麦の品種を作る。乾燥状態では枯葉状態で成長を中断、条件が良い時に成長を再開する…なんてね。

みんな、考えることは同じみたいで、詳しく研究されている。なぜ、枯葉が生き返るのか。70ページを超える論文である。

ざっと見た感じでは、枯葉の葉脈間の溝の細胞がポイントだ。枯れたときは縮んでいるが、生き返ると膨らむ。

栽培方法に関しては、詳しい記事がある。20年間、植え替え不要…すごいね。

我が棚に適合すると思われる。とくに夏場は有利だろう。もう少し日照が欲しい。

もともと、希少な蘭と共生しているようだ。ポリスタキア ズルエンシス

この蘭は復活草の幹に着生し、復活草の花と同じ色の花を咲かせる。ただし、時期をずらして…。

復活草は岩盤の上に生えているように見える。日本のイワヒバが岩山に着生するような感じ。ただし、そこはアフリカ。環境は過酷だ。

山火事、高温、低温、乾燥にたえる。現地の人は、その幹をタワシや、ブラシに利用する。