ロートラ

ロゥイアイとトランカータの交配



ウツボカズラでは大量のロストを出してしまった。百万円近い。

ウツボカズラを極めるならば、やはり、冷房施設は必須である。

どんな植物でも最後は高山性希少種に行き着く。ラン、サボテン、アリノスダマ、などなど…

冷房施設なしで出来るウツボカズラの一つが交配種である



とくにトランカータ系の葉質は美しい。

ツボも美しい。

このロートラはじわりじわりとした魅力の持ち主である。

いずれ再注目される日も来るだろう。

ロートラ

袋が出来上がりつつあるロートラ



ヨーロッパの人間に敬意を表する。

ウツボカズラをネペンテスと名づけた。

ネ…ない、ペンテス…悩み

次々と袋を着けて、悩みを忘れさせてくれる。

たとえば、カトレアなんかも、同じように導入されたが、1年に1度しか咲かない。それまでは得体の知れない植物だ。

ウツボカズラは難しい。日本人は相当食い込んでいて、ドイツ人やらアメリカ人と肩を並べている。ウツボカズラで頂点を極めるのは難しすぎる。

なんといっても冷室が必要だ。

その点、セファロタスは丈夫

ロートラ

ウツボカズラの記念碑的な交配種



この木をもってして、原種マニアだったN氏が交配種に開眼したという



ローウィアイとも、トランカータとも違う魅力がある。何より頑健。



唯一、欠点は増えにくいということ。ポキっとやってしまったら、それまでだ。

この欠点が意外に致命傷。多くが枯れた。