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復活、新植物紀!!

サラセニア Adrian slackについて

2018-08-01 02:18:23 | adrian slack
サラセニアにはあまり興味がなかった。

育て始めたのはここ数年のこと。

最初はアデスガタという交配種。

次にはルブラというのか、小さな品種にチャレンジ。

育ててみると、その捕虫能力の高さに驚く。枯れた筒葉のなかにビッシリと虫たちの遺骸が詰まっていたりする。

弱点は雨と風。雨水が筒にたまると重みで筒が折れてしまう。風に対してもしかり。

絶やすことなく、細々と維持してきた。

カラフルで高価な品種が存在し、販売されていることは知っていた。

自分がチャレンジすることになるとは思わなかった。

adrian slack 名前からして、交配種かなと思っていたが、自然交雑種である。

フロリダの自生地から発見選別された株のなかから、slack氏の名を冠するにふさわしい株をさらに選別。

slack氏は食虫植物の専門家で、モウセンゴケのスラッキーにも、名を残している。最近、亡くなられたそうだ。

サラセニアのadrian slackの自生地は今ではガソリンスタンドになっているという。

以上の経緯から、原種と言っても過言ではないと考える。

特徴としては、フラバのラッパ型の筒を継承している。開口部の横への張り出しがあり、筒の内壁を上からのぞきみることができる。

自生地でも高い捕虫能力を発揮していただろう。



私にとっては細部が全て…



全体像には興味なし…



細部が醜いものは、全体像も醜い…



サラセニア界では、最上位にあるadrian slack…


サラセニアはやはり欧米が強い。



とくにアメリカは原産国だけに、無数の個体を保有する



うまく作れるだろうか…


ある種の宿根草の葉のような…


たとえばヒューケラとか…


肉厚なリップ…








誘われる虫にとって、この蓋が重要な役割を果たしている



近所のラーメン屋。ふくろう。行列が出来ていたので食べてみた。


2度と行かない。