GOKIGENRADIO

バーボングラス片手のロックな毎日

FNSうたの夏祭り

2015-07-30 02:41:27 | MUSIC/TV/MOVIE
夏はいろいろな音楽イベントがある。
フェスもそうだがTVでも長時間の歌番組特番がある。

FNSうたの夏祭り
録画するのを忘れてたので、家に帰ってからテレビをつけたらもう後半。

TVをつけた瞬間Globe(小室とマーク)とJUJUのコラボだった。曲はCan't Stop Fallin' in Love 。
JUJUってこんなに歌が下手だっけって思ってしまうほど歌えてなかった。Globeの曲はKEIKOのキーで作ってるからかなり高い。JUJUに歌わす方がどうかしてると思うが、本人は歌える気でいたんだろうな。残念。
続いてMay.Jが「DEPARTURES 」を歌った。May.Jはうまいね。KEIKOのオリジナルキーをやすやすと歌ってた。今ならKEIKOよりうまいかもしれない。ぜひオリジナル曲でヒット曲を出してほしいな。アナ雪だけではいつまでも保たないだろうあら。

平井堅。彼はどこに行きたいのだろう。だんだん濃くなってきて、観るたびに「テルマエ・ロマエ」の登場人物にしか見えなくなってる。
「君の鼓動は君にしか鳴らせない」は、凄く良い曲だね。平井堅の高い声より、もっと野太い声やハスキーボイスのボーカリストが歌えばかなりのヒット曲になりそうなんだけどね。

嵐は楽曲に恵まれてるなぁっていつも思う。今回は「青空の下、キミのとなり」を歌ってたけど、見応えも充分だし安定感があるよね。
V6は逆に楽曲に恵まれてないなぁ。ファン以外では一般的に知られてるヒット曲は殆どないしね。今回の「Wait for You」もごめん。知らなかった。
SMAPは嵐と同じく楽曲に恵まれてる。今回トリで歌った「華麗なる逆襲」は草なぎ主演ドラマ「銭の戦争」の主題歌。中居君が意外と出だしの音程が安定してたのでビックリ。逆にキムタクが声が出てないのが気になった。

トリ前に谷村新司が名曲「昴」をAKB48メンバーをバックコーラスで歌った。
こういった壮大な曲はここ最近出てないなぁ。

ってあっという間にエンディング。
何じゃあのエンディングは。出演アーティストにコメント振るのはいいが、ぐだぐだ。和田アキ子や郷ひろみ等はまともに答えちゃいない。
最近のフジテレビを象徴するかのような最悪のエンディング。
これじゃぁ年末のFNS歌謡祭に繋がらないわな。

ただし、今回のFNSうたの夏祭り。カメラワークは秀逸。
一対何台のカメラ、クレーンを使ってたのかは知らないが、代々木競技場のステージパフォーマンスを余す事無く撮ってた。
カット割りも、リアルLIVEだからかなり大変だったはずだが、カメラワークは「さすが」って思った。



デザインの酷似は仕方が無い。

2015-07-30 01:53:14 | Talk is Cheap
2020年東京オリンピックのエンブレムが先日発表された。
シンプルでありながらかなり秀逸なデザインだなぁと思ってる。

さて今日、このエンブレムデザインが、ベルギーのリエージュ劇場ロゴと酷似してるとネットで話題になっていた。
言われてみりゃにてるかもしれないけど、この二つは全く異なるデザインだと思うのだが、世間は面白おかしく騒いでる。


デザインの世界はシンプルな方が難しい。
CIを含め企業イメージにもなるロゴやロゴマーク。
それこそ無数に存在し、認知の高いものから、知らなかったって知名度の低いもの迄ある。
グッチやエルメス、ヴィトンやシャネルといった高級ブランドから、ソフトバンク、アップル、ダイエーなどのロゴデザインから街の商店街や商品についてるロゴ迄多数。空どこかで似てしまっても仕方が無い。

今回のデザイン。悪いけどベルギーの劇場のロゴって言われてもねぇ。そんなローカルデザイン日本では殆ど知らないよ。

中国お得意のドラえもんやミッキーマウスやくまのプーさんのコピーのように「あくまでも我々の想像の世界で生まれたものだ」なんて言い訳せずともこのデザインは似てて全く異なるデザインと言っていいと思う。
これが盗作だというなら、世の中のロゴデザインは必ずどこかの国のどこかのロゴに酷似してると言い切っても良い。

音楽の世界でもワンフレーズがにてるだけで「盗作だ」って騒ぐ馬鹿がいる。
基本7音階しか無いし(インド音楽とか別よ)、リズムパターンもある程度決まってるんだから、どこか似ててもしょうがない。
わかってパクってる確信犯は最低だが、インスピレーションで作った曲がアレンジによってどこかの曲と似てるなんてのは多々ある。

ビートルズ時代、ポールが夢の中で聴いて、起きてから早速楽譜に書いた名曲「ミッシェル」。
ポール・マッカートニーは自身で書きながら、「これってどっかに似たような曲が無いか探してくれ」ってスタッフに依頼したらしい。
ひょっとしたら盗作になるんじゃないか?以前にどこかで聴いた曲をオリジナルと勘違いしてるんじゃないかって。
結局似たような曲さえ見つからず、ミッシェルは無事陽の目を見るのだけど、この曲だけはビートルズの楽曲の中で違和感あるよね。

ちなみにビートルズの「オー!ダーリン」と矢沢永吉の「I Love Ypu OK」、沢田研二の「渚のラブレター」は同じイントロだ。
大滝詠一の名曲「さらばシベリア鉄道」はジョン・レイトンの「霧の中のジョニー」と酷似してる。
佐野元春の「アンジェリーナ」の前奏SAXがブルーススプリングスティーンのあの曲に似てるとか、「彼女はCガール」のイントロがジョンクーガーメレンキャンプのあの曲に似てるとか。言い出したらきりがない。

今年再結成したレベッカだって、マドンナの「マテリアルガール」や「パパドントプリーチ」にリズムや後世が似てる曲は多々ある。

デザインや曲、アート作品や小説。
似てしまうのは仕方が無いかもしれない。パクリの確信犯で無い限りそれはどちらもオリジナル。
そう思う。

国立競技場のザハ氏のデザインだって探せば似たようなものはどこかにあるかもしれない。
そんなに騒ぐほどの事でもない。