GOKIGENRADIO

バーボングラス片手のロックな毎日

火花についてのコメント

2015-07-26 05:44:13 | Talk is Cheap
有名芸能人の発言に対して一般人からの批判が多い。
先日も書いたが、妬みや中傷が混じってて、気持ちが悪い。

ピースの又吉直樹の小説デビュー作『火花』が第153回芥川賞に選ばれた。
これに対し、和田アキ子が「『純文学の匂いがする』とか『文章に純文学を感じた』というが、何も感じなかった」と。

古舘伊知郎も報道ステーションで、この『火花』について『芥川賞と本屋大賞との区分けが、だんだんなくなってきた感じがする』『僕らの年代は“あれっ?”ていう気もするんですけどね』って。

どちらも炎上。「上から目線」だって。

どいつもこいつも、文句が言いたくてしょうがないのかね。
「ホームレス家族」や「プラトニックSEX」など、芸能人が書いた本が売れたことは過去にもかなりある。
今回は権威ある芥川賞受賞ってって事だからよけいに過敏になってるのかもしれないが、小説なんて読んだ人によって感想まちまちで当たり前じゃない。

業界で絶賛されるのはわかってる。でも、この読者目線でのコメントを批判してどうする。
小説等は読んだ人によって受け取り方は千差万別なのは当たり前。
ある人は「面白い」って絶賛、ある人は「つまらない」って酷評。
それでいいじゃない。
万人受けするものなんて存在しない。

業界で絶賛されるのはわかってる。だって、この不況の出版界で異例の100万部突破だものね。
でも、この読者目線でのコメントをいちいち批判してどうする。
業界が認めたからって、読者迄感化される必要は無い。

初潮率が高いドラマは乗り遅れないように見て「面白い」とコメントし、視聴率が低いドラマは観ずに酷評する。
メディアに踊らされず、自分の感性をもっと信じてほしいな。