ブックストアは危険がいっぱい

今、本はダウンロードして読む時代。
だけど俺は本屋さんで本を買う方が好きだ。
デジタル化された文字をタブレットやPCで読んでも、なんか本を読んだ気がしない。保管場所に困る事も無ければ、いつでもどこでも本を持ち歩かなくても読める。便利なんだがなんか味気ない。やっぱり製本された本の方が好きだ。長期連載されてる漫画なんか、どんどん俺の本棚を占領して行くが、それも又征服感があってよろしい。

どうしても読みたくて、いろいろな書店をはしごして探しても見つからない時は、Amazonで買ったりする。これはこれで便利だ。ワンクリックで翌日に届く。なんてすばらしいシステムだ。「この本を購入された方は、他にもこんな本を買ってます」とか「あなたへのオススメ」とか、大きなおせっかいも焼いてくれるのはありがた迷惑だがね。

ネットで本を買うのは便利だけど、やっぱり書店で本を探す方が好きだ。
だけど本屋さんは危険だ。
うっかり踏み入れると、そこはデンジャラスゾーン。
お目当ての本を探す間に目に飛び込んでくる面白そうなタイトルの本や、誘惑するキャッチコピーが帯に書かれた本。コミックスの新刊、昔懐かしい漫画の復刻デラックス版や文庫本。テーマ特集を組んで編集されたムック本、今話題の本、TVドラマや映画化された（又はされる）原作本・・・。本当に危険だ。
一昔前は面白そうな本は迷わず全部レジにもってたが、蔵書が増え続けてる今はちょっと自制してる。
下手したら買った事で満足して読んでない本がどんどん溜まってた事もあったしね。包装を解かずに聴かないCDやDVDを溜め込んでるアイドルオタクじゃあるまいし。買った本は読まないと意味が無い。

今まで持ってる（集めてる）コミックスの最新刊が出れば勿論買う。
コミックスの新刊って何故同じ時期に一気に出るのかなぁ。どれもこれも続きが早く読みたくて待ち遠しかったわけだから、書店で平積みになってる新刊コミックスを迷わず一気に全部買ってた。買った本はその日のうちに読みたい。読まないと気が済まない。だけどその結果「じっくり」ではなく「パラパラ」と流し読みになってしまう。だからこれも今は反省して、購入は一日一冊と独自ルールを決めたのさ。書いた（描いた）作者に敬意を払い、じっくり読む。なんて高尚な気持ちに浸りつつ徐々に買うことにしてる。発行部数の少ない本は、買いそびれてる間に店頭から消えてしまって、amazonや注文販売で手に入れる事もしばしばあるけどね。

最近の新刊は、銀魂59巻、へうげもの20巻、山賊ダイアリー6巻、江戸前の旬78巻、酒のほそ道37巻、センゴク一統記13巻、銀の匙13巻・・・。一気に買いたいのを我慢して、自分ルールを守って順番に買ってってる。

そして今日、ワンピース最新刊78巻が発売されてた。勿論購入。今から読む。