バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

無意味な数値と危険な距離

2020年11月11日 19時35分43秒 | 仕分け作業(夜勤)
ちょっと前に「“機械(スマホくらいの大きさ)を使って荷物を仕分けるポジション”の生産性(作業の速さ)の成績表が、週単位でまとめられて配布されるようになったけれど、私も作業しているはずなのに名前が一度も出ていない」という話を書いたけれど… 昨夜、ある仲間から「この生産性の発表が、週に一度じゃなくて、毎日に変わってるよ」と言われ… 別の仲間は「今回、松井さんの名前も出てましたよ」と教えてくれた。早速、成績表を見たところ… そこには約30人の名前が並んでいて、私の名前は8番目だったのだが、“私が仕分けした荷物の数”は… 400個でもなく40個でもなく… たったの4個だったのだ。

私の作業時間が0.0時間=0.1時間にも満たない=6分未満ということは… 多分、その日の私は“機械を使って荷物を仕分けするポジション”ではなく、全く別の“その機械を使わないポジション”で作業をしていて… 仕分け作業終了後、“トラックへ荷物を渡すための作業”で使う機械(仕分け作業で使う機械と同じ物)の準備をしたところで、正社員から「機械でチェックされていない荷物を探してチェックし直してもらいたい」との指示を受け、その作業を6分未満で行ったのではないかと思われる。それにしても… 何百個もの荷物を仕分けた人たちの中に、僅か4個の荷物を仕分けただけの私を加えてしまうとは…(ちなみに、第一位の人は2個であった!) ホントに何も… ゲホゲホ… 楽しい会社だこと! ハハハ…

また、私が仕分け作業をしているところに、ある男性正社員が一つの重量物(ペットボトル飲料が何本も入った段ボール箱)を運搬車に載せてやって来て、「松井さん、これを機械でチェックして、所定の場所に置いて下さい」と言われたので、私は「はいよ!」と返事をして… まずは箱に貼られているコードをピッとやって、一人で持ち上げて所定の場所に移動させ… と思ったのだが、そこは若い正社員… 上から「新型ウィルス対策として2m以上離れるように言っているけれど、15kg以上の重量物を持つ場合は一人だと危険なので二人で持つこと!」と言われている通り、それほど大きくもない段ボール箱の片端を持って待ち構えていたのである。

私は「そんなの… みんな一人で持ってるよぉ~」と思いながら接近… 機械を使ってピッとやってから、30cm×40cm×40cmくらいの“重いけれど決して大きくはない段ボール箱”の反対側を持って… そのまま正面を向いていると、キスできるくらい男性正社員の顔が近いので、そっぽを向いて移動させたのだが… 相手が女性だったら、ある意味“ウィルスよりも危険”だよなぁ~ ん? もしも私が“作業に加わることなくウロウロしている契約リーダー”だったら… 女性が一人で重量物を持ち上げようとしているところへ瞬時に近付き、一緒に持ち上げて…(どうするんだよ。即、逮捕! 即、解雇! 即、賄賂? そんな大金、どこにもねぇだろ! ハハハ…)