某高校の東側にあるバス停で乗車客扱いをしている時、Tシャツ姿の男子高校生2人が前方から歩いて来たので、私は「乗客かな?」と思って様子を窺っていたのだが… 開いている前扉を素通りしたので「乗客ではない! 部活でもやっているのだろう」と判断した。
そこで前扉を閉めようとしたら、彼らの10mくらい後方を歩いて来るおばさんが視界に入ったので、私は「まさか… 乗客なのかな?」と思ったのだが、そのおばさんが男子高校生に何か呼び掛けたようだったので、「なんだ、親子か知り合いか… いずれにせよ乗客ではない!」と判断した。
そして、前扉を閉めて発車しよ… と思ったら、おばさんが前扉の外で立ち止まり、「これで行こう。これで○○駅まで!」と言ったのである。私が慌てて前扉を開けると、戻ってきた男子高校生が乗り、続けておばさんも乗った。う~む… きっと、最初は高校の南側にあるバス停から△△駅方面へ行くつもりだったのだろうが… 何となく弄ばれた感じ…???
また、某バス停に接近していくと、一人のおばさんが立っているのが見えたので、私は「とりあえず止まろう」と思って左ウインカーを出して減速を始めた。そのおばさんをよく見ると、時刻表を指差していて… さらに、バス停で止まった時によく見たら、おばさんは“私のバスの時刻表”を指差していることが分かったのだ。こりゃ~間違いなく、私のことが好き… 否、私のバスを待っていたようで…
そこで、私は前扉を開けながら元気よく(いつもは元気ないのかよ!)… いつも以上に元気よく「私のバスで一緒に未来へ向かって走りましょう!」と言っ… わない言わない。「お待たせしました。××行きです!」と言ったのだが、おばさんは冷たく私に背を向けたのだった… 「えっ!? 他系統のバスなのか???」 まさかの… だぁ~いどぉ~んでぇ~ん返し! トホホ…