A駅発B駅ターミナル経由某住宅地行き… ちょっと前に、大勢の子供たちが“バラバラに運賃精算”をするとは思っていなくて発車が遅れてしまい、さらに降りるバス停もバラバラだったという… あの路線である。
今日の昼前… A駅で発車時刻になるまで待機していたら、また“子供たちの話し声”が聞こえてきたので、不安になった私はバス乗り場を見たけれど、人数が前回ほどではなかったので「そんなに早く乗り場に着けなくても大丈夫だろう」と思った。
また、A駅を出て2つ目のバス停が交通量の多い道路にあり… しかも、そこで“私のバスの1分前に他系統のバスが来る”という意味のことが運行カードに書いてあったので、私は“嫌なこと”を思い出し… 「いっそのこと、少し遅れて行こう」と思った。
先日、時間帯こそ違うけれど… 私のバスが予定時刻よりも早くそのバス停に着いたので、バス停の少し前方で時間調整停車をしていたのだが… そこへ遅れて来た“先発バス”に「プゥ~~~!」とクラクションを鳴らされてしまい… その運転士さんは挙手もハザードもなく… こちらを見向きもせずに追い越して行ったのである。まぁ、私が邪魔をしてしまったのだから、怒る気持ちも分からないではないのだが…
ということで、今回も乗車客扱いに時間がかかった私のバスは1分ちょっと遅れで発車して… また、そういう時に限って、信号やら対向車やら歩行者やら何やら… すべてが“敵”になり、2つ目のバス停では3分遅れになってしまった…
が、前回に比べたら順調そのもので… いつもと違ったのは、降車ボタンの好きな子供たちが“バス停を発車するや否や押す”ということが繰り返されたくらいで… B駅ターミナル到着時には5分も遅れていなかった。まずは降車位置で両扉を開けて降車客扱いをして、次にターミナル内でグルッとUターンして乗車位置へ… そこで前扉を開けて乗車客扱いを…
その時! 「ピンポ~ン」と降車ブザーが鳴ったので、私は「また… ボタンを押したい子供が早めに押したのかな?」と思ったのだが… 中扉の近くに立ったお爺さんが「早く開けろ」と言わんばかりに私の方を見ていたのである。
私が“うっかり降りそびれたのか、確信犯なのか”迷いながらも中扉を開けると… そのジジイはサッサと降りて、すぐ後ろの乗り場に止まっていたバスへ乗り込んだのだった… ただターミナル(半周)を歩きたくなかっただけなのか!? まったくワガママな年寄り… ん? そういう自分も20年後には… それ以上のワガママジジイになっていたりして… ワォ~