おかあちゃん 笑おてね

おかあちゃん　メチャメチャ寒い
ワン子と夜9時過ぎに散歩に行った。
寒いので　すぐに帰ってきた。
甘えん坊のワン子が抱っこをねだる。
膝の上で立たせてやる。
ワン子はプーンって。あらあら。
「ブーンしたやろ。」お尻をツンツンする。
「知らないよ」と言わんばかりに引っ付いてくる。その格好が可笑しい。



寒いのに　花粉が飛ぶ。
私は　ティッシュを離せない。嫌だな。

今日のオッパイ
リハビリを頑張っている。痛い。
引っ張られる。だんだん憂うつになる。
脇の下も痛い。ピリッピリッとなる。
胸に　鉄板が張り付いているようだ。
それが　まったく動かない。腕をどちらに動かそうと鉄板はびくともしない。
普通にしている分にはどうもない。
息を深く吸う事が出来ない。
私は　温存ではなく全摘を選んだ。
理由は　温存で放射線を受けたくなかったから。
放射線は　肺や心臓にいく事がある。
放射線をしたからといっても　癌をくい止められるとは言えない。
全摘なら　それよりは安全と言える。
乳ガンで沢山の方を見送った。
肺　脳　全身に転移。彼女達は頑張った。でも今ここにいない。

おかあちゃん　おかあちゃんに知られなくてよかった。
こんな親不孝はない。ごめんな。堪忍な。
私は強い。だから安心してや。

おかあちゃん　ありがとう　好き好き好き好き好きやで　愛している
これからも　ズーとズーとズーとズーとズーと一緒やで　よろしくな