おかあちゃん(高齢者のガン)私のオッパイ(石灰化)??? とワン子

2006年8月母は肺がんと診断される。完治目的の定位放射線治療を受ける。

おかあちゃん どうしよう

2012年03月08日 00時14分34秒 | 母の事(肺がん) そして絆
おかあちゃん、どうしよう。
あいつ、すごくかわいいんだ。
甘えるし、お風呂も大好きみたい。ジッとしてるよ。
でも、ブルブルってするから、私はビチョビチョ。
連れて歩いていると、「かわいい。」って声かけてくれるよ。
ワンちゃんコミュニケーションって感じかな。

朝は5時半に起きる。6時にあいつを散歩に連れて行く。
仕事から帰ってきたら、すぐに散歩に連れて行く。
それからゲージの中を綺麗にしてドッグフードをあげる。牛乳もあげる。
結構大変。だけどあいつだって、遊んでやらないとね。
散歩に連れて行くと、ウンチもゲージの中ではしないよ。
ちゃんと待ってるんだね。散歩も大好きだよ。
先月までだったら、私もいつもあいつと一緒にいてやれたんだけど。
吠えないあいつが、仕事に出かける時、吠えたんだよ。
何か。駄目だ。離れられなくなってしまう。今なら、手放せる。

おかあちゃん、私はどんなに忙しくなっても、やっぱりおかあちゃんを思い涙する。
やっぱり泣いてしまうんだ。震災でおかあさんを亡くされたかたの話で最後を思い出す。
「来るな。生きよ。」そう言っておかあさんは、流されていった。
ステーションは違っても、最後を思い出してしまう。
一緒なんだな。その方は、自分の生き方を探している。
私は、生き方を探すどころか、なぜ私は生きなければならないのか。
そればかり考える。人は価値があるから生きる。ならば私には何の価値があるのだろう。
それを模索するところから、始める。

おかあちゃん、ありがとう。大大大大大好き。愛しています。
これからも、ズーとズーとズーとズーとズーと一緒だよ。よろしくね。
コメント (2)
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