先日の水曜日の出来事です。
まだ、ちょっと立ち直りきってません。
水曜日、スクールバスの帰りのバス停から直接、隣町の大型ホームセンター・ムサシに行きました。
いつも、水曜ダイヤは早いので、ごうごうとどこかにお出かけします。
お出かけがてら、ついでに買い物っていう感じなんですが、この日は『ロック(犬)のベッドを買う』という目的があって行ったのです。
大事件は、このロックのベッドを選んでいる時に起きました。
『ごうごうがいない!!』
いつも、呼べば戻って来る、ごうごうだけど、この日は目を離した時間がちょっといつもより長かった。
母も姉も一緒だったからと、油断してしまった。
『まだ近くに居るはず!』
店内はだだっ広くて、三人とお店の警備員さんとで手分けして右往左往して捜し回った。
ごうごうが行きそうなポイント…
併設されている食料品スーパーのお菓子売場。
大工コーナーの扉のサンプルコーナー。
家電商品売場。
二階のフードコート…
行ったことがある方はご存じかと思いますが、とにかく店内だだっ広いので、店内全部回るだけで大変です。
かなりの時間捜し回ったけど居ないので、店の外に出た可能性が……
駐車場もすごく広くって、建物から駐車場の出入口までもかなりある。
駐車場の出入口で、交通整理している警備員さんに、ごうごうの服装、特徴を告げて聞くと
「そう言えば、フラ~っと出て行った子がおったわ。」
と。
でも、どっちの方向へ行ったかわからないと言われた。
これは私だけで探すのは無理… と思って、すぐに警察に電話をかけた。
そのあとすぐ、ごうごうがお世話になっている事業所に電話をかけて
「ごうごうが居なくなりました!ヘルパーさんとムサシへ来た時にいつも行く公園はどこですか!?」
と聞くと、すぐに社長とスタッフの方2名が駆け付けて下さるとのお返事が…(T_T)
ムサシがあるのは八幡市。
ちょっと行けば京田辺市、または大阪の枚方市。
警察も八幡署・京田辺署・枚方署の三管轄から出動して下さり……
とにかく付近を走って捜し回った。
近くのマンションの住人の主婦が、ちょうど幼稚園のお迎えから帰って来たところで、何人か立ち話されている方に聞くと
「そういえば、何も荷物持ってなくて帽子も被ってない男の子が、あっちのほうにスタスタ歩いて行ったわ!」
と、有力な情報が!
小学生の下校時間帯だったので、みんな黄色い安全帽にランリュック背負って何人か固まって歩いてるのに、
一人だけ帽子も荷物もない男の子が居たから覚えてくれてたようで…
でも、その人がごうごうを見たのが、私が聞いた時より30分も前のことだった。。。
お恥ずかしいのですが、その時点でもう私はボロボロで…
泣きながら探してたから顔もボロボロ。
その主婦の方達も心配して自転車で捜しに行って下さった。(T_T)
走っても走っても追い付かない。
夢で、追い掛けられた夢を見た時に、逃げても逃げても進まない… そんな感覚に似ていた。
少しでも早く、ごうごうを見つけたいのに、気持ちだけ先走って、足が全然動かないんです。
社長と警察と合流して、ごうごうが歩いて行ったと思われる方向で、ごうごうが行きそうな場所について話し合った。
私が走り回ってヨレヨレになってたからか、パニくってて車の運転は危ないと思われたのか、社長は
「お母さん、ここで待っとき!」
と言って、ごうごうが一番行きそうなフレスト(松井山手駅前)方面に捜しに行かれた。
私は、とりあえず落ち着きを取り戻そうと、水分補給をした。
『落ち着け、落ち着け……』
でも、やっぱりジッとしてられず、姉に待機してもらい、電話受けのために母に助手席に乗ってもらって、みんなが行った幹線道路とは違う、裏道を捜しに行くことに。
車を走らせてしばらくした時…
社長から電話が!
社長‥「居た居た!!」
私‥「どこに居ましたか!?」
社長‥「府道の大住のトヨタ!」
私‥「エーーーーーッ!?」
ごうごうは想像してたより、ずっと遠くで発見された。
駅でいうと二駅ぐらい先になるだろうか。
車だと10分は確実にかかる場所まで行っていた。
ごうごうを見つけたのは、ごうごうがムサシから行方不明になったことなんて知らなかった、高校生の男の子。
その子のお母さんが、社長さんのもとでスタッフとして働いていたから、ごうごうを見たことがあって、覚えていてくれたんです…(T_T)
その高校生の男の子は、学校から帰宅途中でした。
帰り道、府道を自転車で走っていると、車のクラクションの騒がしい音がして、その方向を見ると
ごうごうが、信号のないところを動じる事もなく、堂々と横断していたそうなんです。(◎-◎;)
『あれ?』
と、すぐにオカシイと思って、ごうごうを保護してくれました。(T_T)
ごうごうが脱走したスーパーからは、家の方向だったけれど、
その高校生の話だと、ごうごうは府道を渡り切った後、側の小さい川の堤防を行こうとしたらしい。
そこを保護された。
もし、その高校生が通らなかったら…
もしかすると、ごうごうは堤防をずんずん進み、木津川へ行ってたかもしれません。
そうなると、捜すのはかなり困難になっていたでしょう。
きっと暗くなってきてただろうし、最悪は・・・・・・・・
本当に。
ごうごうを覚えていてくれて有難う…
ちゃんと、捕まえてくれて、本当に有難う。。。。。
感謝しても、しきれません。
命の恩人です。
高校生の男の子が、お母さんの職場に連絡し、ごうごうを事業所へ連れて来てくれました。
ごうごうがムサシから居なくなったことを知らされた男の子もビックリ。
あとから聞くと、そのスタッフの息子さん、その日はたまたま友達から呼び止められ、
いつもより学校を出るのが10分遅かったんだそうです。
社長さんも、ごうごうの運がよかったんだとおっしゃってました。
ムサシの隣のマンションの住民さんが、ごうごうを見かけたのが14時45分。
社長から、ごうごう発見の連絡があったのが16時12分。
たくさんの方々を巻き込んで、最後には無事に無傷で、ごうごうは帰って来てくれました。
ムサシの警備員さん、店内を一緒に捜して下さって有難うございます。
マンションの住民の方、「自転車貸してあげよか?」って言って下さったり
自ら自転車で捜して下さったり… 有難うございました。
(あとで無事を報告しに行きました。)
警察の方々、私の息子一人のために出動して下さり有難うございました。
無事に見つかったと、警察に連絡したら、電話口の婦人警官の方が
「歩き疲れたはるでしょうし、ゆっくり休ませてあげて下さいね。」
って。
他にも、母親の気持ちを配慮した優しい警察官の方もいらっしゃいました。
事業所の社長さん、スタッフの方々、駆け付けて下さって、一緒に心配して下さって…、捜して頂いて…
すごく心強かったです。
どこまでもご迷惑をおかけしてすみません。m(__)m
本当に有難うございました。
お母さん、お姉ちゃん、一緒に捜してくれて有難う。
最後になりましたが
ごうごうを保護してくれた高校生の息子さん。
本当に。
よく、ごうごうを見つけてくれました。
ちゃんと保護してくれて、本当の本当に有難う!!
大事件から三日目の今日、こうやって日記にすることになりましたが、
まだ、ごうごうが発見された現場を通ると動悸がします。
『もし、ここで見つからなかったら…』
って。
ごうごうの寝顔を見ていると、よく無事に帰って来てくれたと…
当時のことを思い出すと、しばらくずっとそのことばっかり考えてしまいます。
『ごうごう、どの道歩いたんやろ…』
『途中、危ないことなかったかな…』
『戻りたくても戻れなかったんやろな…』
『一人で心細かったやろな…』
『ごうごう、なんで川の方に行こうとしたん?』
捜してた時に頭をよぎった。
今までニュースで聞いた、行方不明になった子供達のこと。
私の不注意で…
自分を責めずにはいられません。
忘れたいけど、忘れちゃいけない。
もう二度と、こんな事にならないよう、気を引き締めて行かないと。。。
ごうごう、ごめんね。
まだ、ちょっと立ち直りきってません。
水曜日、スクールバスの帰りのバス停から直接、隣町の大型ホームセンター・ムサシに行きました。
いつも、水曜ダイヤは早いので、ごうごうとどこかにお出かけします。
お出かけがてら、ついでに買い物っていう感じなんですが、この日は『ロック(犬)のベッドを買う』という目的があって行ったのです。
大事件は、このロックのベッドを選んでいる時に起きました。
『ごうごうがいない!!』
いつも、呼べば戻って来る、ごうごうだけど、この日は目を離した時間がちょっといつもより長かった。
母も姉も一緒だったからと、油断してしまった。
『まだ近くに居るはず!』
店内はだだっ広くて、三人とお店の警備員さんとで手分けして右往左往して捜し回った。
ごうごうが行きそうなポイント…
併設されている食料品スーパーのお菓子売場。
大工コーナーの扉のサンプルコーナー。
家電商品売場。
二階のフードコート…
行ったことがある方はご存じかと思いますが、とにかく店内だだっ広いので、店内全部回るだけで大変です。
かなりの時間捜し回ったけど居ないので、店の外に出た可能性が……
駐車場もすごく広くって、建物から駐車場の出入口までもかなりある。
駐車場の出入口で、交通整理している警備員さんに、ごうごうの服装、特徴を告げて聞くと
「そう言えば、フラ~っと出て行った子がおったわ。」
と。
でも、どっちの方向へ行ったかわからないと言われた。
これは私だけで探すのは無理… と思って、すぐに警察に電話をかけた。
そのあとすぐ、ごうごうがお世話になっている事業所に電話をかけて
「ごうごうが居なくなりました!ヘルパーさんとムサシへ来た時にいつも行く公園はどこですか!?」
と聞くと、すぐに社長とスタッフの方2名が駆け付けて下さるとのお返事が…(T_T)
ムサシがあるのは八幡市。
ちょっと行けば京田辺市、または大阪の枚方市。
警察も八幡署・京田辺署・枚方署の三管轄から出動して下さり……
とにかく付近を走って捜し回った。
近くのマンションの住人の主婦が、ちょうど幼稚園のお迎えから帰って来たところで、何人か立ち話されている方に聞くと
「そういえば、何も荷物持ってなくて帽子も被ってない男の子が、あっちのほうにスタスタ歩いて行ったわ!」
と、有力な情報が!
小学生の下校時間帯だったので、みんな黄色い安全帽にランリュック背負って何人か固まって歩いてるのに、
一人だけ帽子も荷物もない男の子が居たから覚えてくれてたようで…
でも、その人がごうごうを見たのが、私が聞いた時より30分も前のことだった。。。
お恥ずかしいのですが、その時点でもう私はボロボロで…
泣きながら探してたから顔もボロボロ。
その主婦の方達も心配して自転車で捜しに行って下さった。(T_T)
走っても走っても追い付かない。
夢で、追い掛けられた夢を見た時に、逃げても逃げても進まない… そんな感覚に似ていた。
少しでも早く、ごうごうを見つけたいのに、気持ちだけ先走って、足が全然動かないんです。
社長と警察と合流して、ごうごうが歩いて行ったと思われる方向で、ごうごうが行きそうな場所について話し合った。
私が走り回ってヨレヨレになってたからか、パニくってて車の運転は危ないと思われたのか、社長は
「お母さん、ここで待っとき!」
と言って、ごうごうが一番行きそうなフレスト(松井山手駅前)方面に捜しに行かれた。
私は、とりあえず落ち着きを取り戻そうと、水分補給をした。
『落ち着け、落ち着け……』
でも、やっぱりジッとしてられず、姉に待機してもらい、電話受けのために母に助手席に乗ってもらって、みんなが行った幹線道路とは違う、裏道を捜しに行くことに。
車を走らせてしばらくした時…
社長から電話が!
社長‥「居た居た!!」
私‥「どこに居ましたか!?」
社長‥「府道の大住のトヨタ!」
私‥「エーーーーーッ!?」
ごうごうは想像してたより、ずっと遠くで発見された。
駅でいうと二駅ぐらい先になるだろうか。
車だと10分は確実にかかる場所まで行っていた。
ごうごうを見つけたのは、ごうごうがムサシから行方不明になったことなんて知らなかった、高校生の男の子。
その子のお母さんが、社長さんのもとでスタッフとして働いていたから、ごうごうを見たことがあって、覚えていてくれたんです…(T_T)
その高校生の男の子は、学校から帰宅途中でした。
帰り道、府道を自転車で走っていると、車のクラクションの騒がしい音がして、その方向を見ると
ごうごうが、信号のないところを動じる事もなく、堂々と横断していたそうなんです。(◎-◎;)
『あれ?』
と、すぐにオカシイと思って、ごうごうを保護してくれました。(T_T)
ごうごうが脱走したスーパーからは、家の方向だったけれど、
その高校生の話だと、ごうごうは府道を渡り切った後、側の小さい川の堤防を行こうとしたらしい。
そこを保護された。
もし、その高校生が通らなかったら…
もしかすると、ごうごうは堤防をずんずん進み、木津川へ行ってたかもしれません。
そうなると、捜すのはかなり困難になっていたでしょう。
きっと暗くなってきてただろうし、最悪は・・・・・・・・
本当に。
ごうごうを覚えていてくれて有難う…
ちゃんと、捕まえてくれて、本当に有難う。。。。。
感謝しても、しきれません。
命の恩人です。
高校生の男の子が、お母さんの職場に連絡し、ごうごうを事業所へ連れて来てくれました。
ごうごうがムサシから居なくなったことを知らされた男の子もビックリ。
あとから聞くと、そのスタッフの息子さん、その日はたまたま友達から呼び止められ、
いつもより学校を出るのが10分遅かったんだそうです。
社長さんも、ごうごうの運がよかったんだとおっしゃってました。
ムサシの隣のマンションの住民さんが、ごうごうを見かけたのが14時45分。
社長から、ごうごう発見の連絡があったのが16時12分。
たくさんの方々を巻き込んで、最後には無事に無傷で、ごうごうは帰って来てくれました。
ムサシの警備員さん、店内を一緒に捜して下さって有難うございます。
マンションの住民の方、「自転車貸してあげよか?」って言って下さったり
自ら自転車で捜して下さったり… 有難うございました。
(あとで無事を報告しに行きました。)
警察の方々、私の息子一人のために出動して下さり有難うございました。
無事に見つかったと、警察に連絡したら、電話口の婦人警官の方が
「歩き疲れたはるでしょうし、ゆっくり休ませてあげて下さいね。」
って。
他にも、母親の気持ちを配慮した優しい警察官の方もいらっしゃいました。
事業所の社長さん、スタッフの方々、駆け付けて下さって、一緒に心配して下さって…、捜して頂いて…
すごく心強かったです。
どこまでもご迷惑をおかけしてすみません。m(__)m
本当に有難うございました。
お母さん、お姉ちゃん、一緒に捜してくれて有難う。
最後になりましたが
ごうごうを保護してくれた高校生の息子さん。
本当に。
よく、ごうごうを見つけてくれました。
ちゃんと保護してくれて、本当の本当に有難う!!
大事件から三日目の今日、こうやって日記にすることになりましたが、
まだ、ごうごうが発見された現場を通ると動悸がします。
『もし、ここで見つからなかったら…』
って。
ごうごうの寝顔を見ていると、よく無事に帰って来てくれたと…
当時のことを思い出すと、しばらくずっとそのことばっかり考えてしまいます。
『ごうごう、どの道歩いたんやろ…』
『途中、危ないことなかったかな…』
『戻りたくても戻れなかったんやろな…』
『一人で心細かったやろな…』
『ごうごう、なんで川の方に行こうとしたん?』
捜してた時に頭をよぎった。
今までニュースで聞いた、行方不明になった子供達のこと。
私の不注意で…
自分を責めずにはいられません。
忘れたいけど、忘れちゃいけない。
もう二度と、こんな事にならないよう、気を引き締めて行かないと。。。
ごうごう、ごめんね。