ごうごうママの 自閉ッ子☆子育て日記

気がむいた時だけ更新してます。(^^)

久々にまじめな話( 笑)

2007年09月18日 18時24分35秒 | Weblog
午前中、ごうごうが通う養護学校のPTA進路部主催の勉強会に行ってきました。
今日の勉強会はぜひとも行きたかった!
なぜなら、ごうごうがお世話になってる福祉サービス事業所の社長さんが話をしに来られるから。


テーマは「18歳以降の生活を考えて、今すべきこと。」


非常に危機感を感じるお話でした。
養護学校にいる12年間(小中高一貫)は約束されているけど、卒業したあとの現実はなかなか厳しいもの。
一般就職は夢のような話。
現実的に考えて、作業所などの施設に通わせるにしても、自立支援法が本格的に始まると…。

国から施設に出される給付金の減額により経営が圧迫される → マンパワーの不足 → 現在の利用者ですら全員を受け入れられなくなる。
“支援”て名のつく法律なのに、フタを開けたら現状は全くいけてない。


就労の件に関わらず、卒業後の人生(約半世紀)を幸せに過ごすために考えること、するべき事がたくさんあるってことを改めて思い知らされた勉強会だった。

親亡き後の、ごうごうの生活が、いかに幸せに過ごせさせられるか?

ナナには心置きなくお嫁にいってほしいから、安心してお嫁に行ける環境を整えるためにも、お金も残してやらないといけない。
(私らの年金すら危ういのに、障害基礎年金だってわからんよね‥。)

ごうごうを、施設が喜んで受け入れてくれるような子に育てないといけない。


社長は
「不安がらせるために今日話をしに来たわけじゃないけど、現実をちゃんと見据えて今やるべき事をして欲しい。」

「僕達は、親と共に育てると言う気持ちでいます。出来るかぎりの支援をするつもりです。」

「でも何も頑張ってない親の支援はしたくありません。」


本当にいい社長さんです。
熱い人です。
おまけに言うと、自閉症のための行きすぎた構造化(TACCH)が大嫌いな人(笑)
その理由も、養護学校を出た後の施設(福祉工場)に職員として働いた事があるからこそ言える、納得のいく理由だった。


私はこれまでも、本当に人との出会いに恵まれてるな~って思います。
事業所へ、ごうごうのお迎えに行くと、社長さんからじきじきに
ごうごうの為、私の為を思って、説教されることもあります。
耳の痛い話を聞かされる時もあります。
でも精一杯ごうごうを可愛がって、困った時には手を差し伸べてくださるし、
ごうごうや学校の事で悩んでる時には相談にものっていただいてます。


今日は、そんな熱いハートを持った社長さんの話が聞けて、
その上、大好きな先輩ママさん(小学部5年)とも一緒にランチ出来て、
すんごい頭フル回転の一日でした♪


よ~っし! 頑張るぞー!