ごうごうママの 自閉ッ子☆子育て日記

気がむいた時だけ更新してます。(^^)

日本は遅れてる…

2007年06月28日 18時32分52秒 | Weblog
今日は自閉症協会の月一の勉強会に行ってきた。
先月から入会して、この勉強会も無料で受けられる。
今日は発達障害者支援センターの副所長N先生の有り難いお話も聞けたし、
自閉症協会に誘ってくれた友達に感謝…☆


『自閉症とは?』『TEACCHとは?』と基本的でとても大切な事をお話頂いた。
最近やっと書けるようになったTEACCHの略は

Treatment and Education of Autistic and Communication handicapped CHildren and adult

長ぁ~っ!( ̄◇ ̄;)


今日は主にノースカロライナ州で行われている実例をもとに作られたビデオを見ながらのお話。
しかも15年前のビデオ。
帰りの車の中で、友達が言った一言が妙に的をついていて面白かった。

「日本では携帯だのなんだのってすごい進化してるのに、こっちのほう(自閉症への理解や支援)はどんだけ遅れてんだ??」

ほんとその通り。
15年前のノースカロライナで、当たり前に行われていたことが、日本ではどうにかこうにかやり始めたって感じ。


N先生いわく、日本人は完璧主義なところがあるから、やりすぎてしまって本人の負担になってしまうケースが多いということ。
アメリカのほうではもっとアバウトで、それでもちゃんと的を得た支援が行われている。
アバウトでも的を得た支援をしようと思ったら、やっぱり知識が必要。
あと子供が何に困っているのか?何を必要としているのかを見極めることが大切。


ノースカロライナでは、支援する機関、学校や施設、自閉症児・者の親 の三組が手を組んで取り組まれているのが当たり前のようだけど

ここは日本。

日本を変えるよりは、まずは親が勉強して回りの支援者に伝えたほうが早道だということみたい。


今日のお話で大切に思ったこと。

TEACCHプログラムは構造化(←TEACCH療法)することが目的ではなく、
当事者(自閉症児・者)が必要としている支援を構造化することで、より豊かに過ごしやすく、持っている可能性を最大限に生かすことが目的。


とっても基本的なことで、とっても大切なこと。