ごうごうママの 自閉ッ子☆子育て日記

気がむいた時だけ更新してます。(^^)

外出時のパニック

2006年06月17日 22時46分55秒 | Weblog
今晩は外食になりました。
近所のファミレスで、ごうごうもご機嫌で食べていたのに、突然泣きだした。
たぶん食べていてホッペの内側を噛んでしまって、うまく食べられなかったからだと思うんだけど、他にも原因があるのかもしれない。

体も大きくなると、泣き声も半端じゃなくって、ごうごうの泣き声に反応した周りの人達からの視線が一気にこちらに向いているのがわかった。
とりあえず物凄い声で、他のお客さんに迷惑かかるので、旦那がごうごうを連れて退場。
我が家では、こう言う事はよくあるから慣れているんだけど…。

その時、ナナが

「恥ずかしい‥。」

と言った。

私はとっさに

「自分の弟の事を恥ずかしいなんて言ったらあかんでしょ!そんな事言ってたら何処にも出掛けられへんよ。もっと強くなりなさい。」

そう言う私も実は変な汗かいてるんだけどね。
まだまだ子供のナナに、『もっと強くなれ』と言うのは酷なのかもしれない。そう思うと胸が痛むのだけど、

今日みたいな事で、いちいち『恥ずかしい』なんて言ってたら、家族で何処にも出掛けられない。
ごうごうも体が大きくなってきて、見た目は普通の7歳の男の子なのに、
まだ指吸いもするし、赤ちゃんみたいな仕草だったりするし、裏声チックな奇声を発する時もある。
障害児とは無縁の他人からの心ない視線に傷ついた事もあるし、今日のナナの気持ちもわからない訳じゃない。

だからと言って、何処へも出掛けず家にこもるわけにはいかないから‥。

ナナには、酷な運命を背負わしてしまったと言う気持ちと、『強くなれ』と言う気持ち。
そんな事を思わなくてもいい世の中になって欲しいと願わずにはいられません。