槍と銃剣

近世西洋軍事と日々の戯言&宇宙とか色々

三銃士

2005年12月06日 19時25分16秒 | 戯言
ダルタニャン物語全11巻を買ってしまった。
母親に見つかって、大目玉だった。
あんた、少しは買うだけじゃなくて売りなり捨てるなりしなさいってね。
まぁ1冊消えるたびに10冊は増えてるし無理はない。
最近は消えてもいない。
案の定、本棚には入らなかったし。

でもまぁ欲しかったのだ。
思えば西洋史が好きになったのは三銃士のお陰だ。
もっともHNKでやっていたアニメ三銃士なのだが。
子供心にあれは面白かった。
いや、アラミスが、私の頭にすり込まれてしまった(^^;
ネットの世界ではまだまだアニメ三銃士好きがいるので、
いろんなHPを良く覗く。覗くだけだが。
印象的だったのはどこでかで初めて知ったアラミスのスタイル。
すごいね。うん。昔の設定屋さんはきっとテキトーだったのだろう。

個人的にはアラ×アトがやっぱよい。
でもアラ×ダルも捨てがたい。
アト×ダルも面白いんだけどね。
一歩寸前ギリギリの感じを越えるとちょっと、ね。
男キャラ一押しはロシュ。いつも良い味だしているんだよなぁ。
アニメのあのバカっぽさと原作のすごみが融合してしまうと、
ナンバーワンキャラにもなれるのでは?
しかしアトは捨てがたい。ああいう大人になりたかった……
で、ダルのような部下を持ってあぁ友情。
個人的に、そう言う話は好きだな。
金髪と赤毛ののっぽとか
魔術師と革命家くずれ、あるいは養子
対等の友情だと理想は撃墜王二人組か。アト×ポルがそんな感じだな。

まぁ脳内妄想はさておき、あのアニメに触発されて以来
こっちとら西洋史万歳が加速して、日本戦国を押し流した。

本物の岩波文庫版を読んで
カルチャーショックを受けたのは小学生高学年ぐらいだったとおもう。
でも、意外と拒否反応はなく、まぁぶっちゃけおもしろかったんだよね。
ハリウッドの映画2本みたし、銃士隊に入りたい病があった。
映画で暴動に立ち向かったダルが投げられた腐ったリンゴを剣で刺すシーン
なんて格好良すぎ。

でも、3銃士のその後の話というのがずっとイマイチ分からなかった。
最後はダルが死ぬのは知ってたし、鉄仮面は小説で読んだけど、
途中が抜けていたわけだ。
で、念願の20年後が読めるわけ。
復刊したのはたしか2年ぐらい前だったけど、金がなかった。
1冊2000円は学生にはきつい。
でもま、社会人になったら読むヒマもなくなるし、
と言うことで、買ってしまった。
諭吉が二人いなくなったけど後悔は……うん。ない。
こんどはアニメのDVDをどこかで手に入れようと計画中。金は?未定……

ドラバント隊はきっと銃士隊みたいな感じなんだろうな。
地味なスウェーデン軍の中にあって全員金モールバリバリ付けている部隊だし。

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